NHKは9日、来年2024年度後期の連続テレビ小説（第111作）が『おむすび』に決まったことを発表した。主演は、橋本環奈が務めることが分かった。橋本にとってNHKドラマ初出演となる。

　平成時代のギャルが主人公。現代が抱える問題に食の知識と持ち前のコミュニケーション能力に立ち向かうもので、福岡・神戸・大阪を舞台にしたオリジナル作品。

　橋本は「NHKで初めてドラマに出演させていただきます。ギャルなので明るく元気に、楽しく1日のスタートが切れるように明るい朝をお届けしたいなと思っています」とあいさつした。

　意外にも今回がNHKドラマ出演は初。今回が初めてとなった感想を問われると、「縁がなかったんですかね？」と笑顔。「『あ、今だったんだな』となんとなく感じています」と続けた。

　過去には教育番組に出演していたり、2022年には『第73回NHK紅白歌合戦』の司会にも挑戦していた。橋本は、オファーについて「びっくりしました。純粋に。紅白のときも『なんで私？』って感じだったんですけど、今回も『え、朝ドラ？』みたいな同等の驚きがありました」と率直な感想を明かした。

　朝ドラは、現在、神木隆之介主演『らんまん』が放送中。23年度後期は趣里主演の『ブギウギ』、24年度前期は伊藤沙莉主演の『虎に翼』が予定されている。