今年5月にジャニーズ事務所を7人全員で退所したIMPACTorsが14日、ジャニーズ事務所前副社長の滝沢秀明氏（41）が設立した芸能事務所TOBE（トゥービー）に合流したことが発表された。同日午後7時開始となったTOBEのYouTubeライブ#3に7人がそろって登場。TOBEの一員として歩み出すことを明かした。

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　配信の冒頭で、佐藤新が「新しいグループ名は『IMP.』です」と発表した。

　すでにTOBEに加入している元V6の三宅健、元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太も生配信に登場。基俊介は「グループの由来は知らされていない。滝沢君に今日から君たちはIMP.だと言われ、聞いてないんですよ」と明かした。

　IMPACTorsは、佐藤（22）、基（26）、鈴木大河（25）、影山拓也（26）、松井奏（22）、横原悠毅（26）、椿泰我（25）の7人で、ジャニーズJr.内グループとして2020年に結成。当時、同事務所副社長の滝沢氏がプロデュースし、グループも命名した。

　その後、CDデビューには至らなかったが、単独でライブを開催するなど、高い人気を誇っていた。しかし、今年5月16日、ジャニーズ事務所が同25日限りでIMPACTorsの7人が退所すると発表。佐藤は会員制ジャニーズweb内のブログに「僕らIMPACTorsにはおっきいおっきい夢があってそれを本気で叶えようとしているからこそ、これから大きな壁、沢山の困難が待ってるかもしれないです。だけど、なんにも怖くないです！」ともつづり、退所後も7人で活動することを示唆していた。

　一方、IMPACTors“育ての親”の滝沢氏は2018年末でのタレント引退後、ジャニーズ事務所副社長、関連会社ジャニーズアイランドの社長を務め、SixTONES、Snow Man、Travis Japanをデビューに導いた。そして、ジャニーズJr.内でIMPACTorsを結成させた。だが、昨年10月末に全ての役職を辞して同事務所を退社。同11月には個人のSNSを立ち上げ、ファンと交流。今年3月21日、ツイッターの音声サービス「スペース」で、「いろいろ考えた結果もう1度、エンターテインメントの人生を歩もうと決意し、アーティストをプロデュースする会社を立ち上げました」などと説明していた。

　新たに設立したTOBEの公式サイトなどでは、新人発掘オーディションを常時実施していることを発表。一方で、今月2日に三宅が同社のYouTubeライブ#1に登場し、TOBEの第1号タレントになったことを報告した。7日には5月にジャニーズ事務所を退所した平野と神宮寺が同ライブ#2に登場し、TOBE合流を発表した。

　#2には三宅も登場し、「14日のこの時間には僕たちと新たな仲間たちで配信をする予定です」と告知。ファンの間では、状況的にIMPACTorsの7人がTOBEに合流する推測が高まっていた。