俳優でタレントの足立梨花（30）とボーカル＆手話パフォーマーユニット　HANDSIGNのTATSU（年齢非公表）が結婚したことを双方の所属事務所が26日、発表した。同日午後、都内で2ショット会見を行う。2人はこの日、都内の区役所に婚姻届を提出。足立は妊娠しておらず、すでに同居しているという。

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　近年、芸能人の結婚報告はSNSや報道各社へのファックスだけのケースが大半で、ツーショットは開かれなくなった。2020年春以降はコロナ禍の影響もあったが、最も記憶に新しいのは、19年6月5日、都内のホテルで開催された南海キャンディーズ・山里亮太と蒼井優の会見で、この日は山里の相方で蒼井の親友でもある山崎静代も同席し、3人での会見になった。

　足立の伴侶となったTATSUは、神奈川・二宮町出身。薪を背負って本を読む少年の像で有名な二宮金次郎の末裔（まつえい）にあたり、二宮町観光親善大使を務めている。2005年にボーカル＆手話パフォーマー『HANDSIGN』を結成。10年にNYアポロシアターのコンテスト『アマチュアナイト』で優勝し、17年発表の楽曲『僕が君の耳になる』がヒットし、青年版国民栄誉賞と称される『JCI JAPAN TOYP 2020』でグランプリ、内閣総理大臣奨励賞、日本放送協会会長賞を同時に受賞している。

　TATSUの経歴について、所属事務所関係者は「本人にも確認しましたが、二宮金次郎の末裔で間違いはありません」とコメント。近年、珍しくなった2ショット会見については、「事務所が勧めたわけではなく、本人たちの『自分たちの口でしっかりと報告したい』という強い希望からです」と話している。