6人組ダンス＆ボーカルグループDA PUMP（ISSA、KENZO、TOMO、KIMI、YORI、U-YEAH）が11日、神奈川・ラゾーナ川崎プラザで「DA PUMP・NEW SINGLE『サンライズ・ムーン ～宇宙に行こう～』リリース記念イベント」を開催した。

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　DA PUMPにとって約1年8か月ぶり36枚目のシングルとなる同曲は、エグゼクティブ・プロデューサーの木梨憲武によるトータルコーディネートで、作詞・作曲に所ジョージ、第65回グラミー賞（R）「最優秀グローバル～ミュージック～アルバム賞」を受賞した宅見将典氏をアディショナル・アレンジャーに迎え、DA PUMPらしいハッピーさが漂うダンスポップにインド風の音像が印象的な楽曲になっている。

　1997年6月11日に『Feelin’ Good ～It’s PARADISE～』でデビューし、この日でメジャーデビュー26周年を迎えたDA PUMP。唯一のオリジナルメンバーであるISSAは「振り返って……あまり昔の記憶がないんですよねえ」と遠くを見つめて笑いを誘いつつ、「でも、あれよあれよと、あっという間のスピードだった気がしますね」と感慨深げに語った。

　また、メンバーの入れ替わりやISSA自身の大けがなどもあったが、ISSAは「紆余（うよ）曲折あったと思うんですけど、今ここに立って前を向いて進んでいる感じでいると、そんなに気にならないというか、それも1つの通過点だったんだなと捉えて、今が1番楽しくパフォーマンスができているので幸せに思います」と吐露し、現在の6人体制になって約2年がたったが、ISSAは「変幻自在なチームであり続けてもいいのかなと思いますね。それぞれの時代に歴史があって、それも踏んで来られて、いいチームワークではあるのでそれをキープしつつ、もっと楽しいことをみなさんに提供することを考えて、都度みんなで意見を出し合いながら1個1個進めればなと思います」と目を輝かせた。

　イベントでは同曲に加え、代表曲『U.S.A.』、『if…』の3曲を披露。コロナ規制も緩和され、会場には約3000人のファンが詰めかけたが、ISSAは「ありがたいのひと言ですね。天気も悪い中、朝から並んだりしてくれましたし、それでも見にきたいという方がたくさんいてうれしく思いますし、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せ、「25周年から26周年もあっという間でしたし、それでもまだ新しいことがあるんだって思うので、続けられる限りは楽しくハッピーなものを届けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」とメッセージを送った。