【エール】三郎の「俺に任せておけ」が今度こそ頼もしい 裕一は東京へ

NHK連続テレビ小説「エール」の第30回が8日に放送された。音(二階堂ふみ)と鉄男(中村蒼)から音楽を続けるように励まされた裕一(窪田正孝)は、自分の夢と家族のために権藤家を継ぐ道との間で思い悩んでいた。しかし、裕一は祖母の八重(三田和代)と伯父の茂兵衛(風間杜夫)が「(裕一の)留学が取り消しになってよかった。恐慌さまさま」「あの子は跡取りさえ作ってくれればいい」と話しているのを立ち聞きしてしまう。

喫茶バンブーにて (C)NHK
喫茶バンブーにて (C)NHK

音楽を選んだ裕一。東京での暮らしがスタート

 NHK連続テレビ小説「エール」の第30回が8日に放送された。音(二階堂ふみ)と鉄男(中村蒼)から音楽を続けるように励まされた裕一(窪田正孝)は、自分の夢と家族のために権藤家を継ぐ道との間で思い悩んでいた。しかし、裕一は祖母の八重(三田和代)と伯父の茂兵衛(風間杜夫)が「(裕一の)留学が取り消しになってよかった。恐慌さまさま」「あの子は跡取りさえ作ってくれればいい」と話しているのを立ち聞きしてしまう。

 2人の会話から自分の夢を選ぶ決意をした裕一は、荷物をまとめて福島の家を出る。母や弟に反対され、喜多一の従業員からもそしりを受けた裕一だが、父・三郎(唐沢寿明)からは「早くレコードを聴かせろよ」「おめえが(家族を)捨てたって、俺はおめえを捨てねえ。安心しろ」と背中を押され、東京に向かう。

 音に再会した裕一は、コロンブスレコードの専属作曲家として晴れて正式に契約を交わし、夢への一歩を踏み出す。喫茶「バンブー」の店主・梶取夫婦にも出会い、新居も決まった裕一と音。東京での新生活がいよいよスタートすることになった。

 家を飛び出した裕一に「俺に任せておけ」といつものように胸を張った三郎。2人の抱擁は「エール」公式インスタグラムでも公開され、視聴者からは「私の中で今日は神回でした」「頼りないけど憎めない三郎のセリフにうるっときました」「ロケーションに父子愛。最高に癒された」と続々コメントが書き込まれていた。

次のページへ (2/2) 【写真】視聴者も感激コメントを寄せたNHK朝ドラ「エール」裕一と三郎の抱擁シーン
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