今井みどり、長年レースクイーンを続けられるワケ「露出が多い衣装は今でも抵抗」
美しさやしなやかさ、おもてなし精神を兼ね備えたレースクイーンの存在が注目度を高めている。日本最大級のカーレース「SUPER GT」(5月3~4日、富士スピードウェイで第2戦)で今季、GT500クラスに参戦する名門レースチーム「ARTA」を力強く支えるのが、「ARTA GALS」だ。レースクイーンとしての今季の意気込み、“ならでは”の強みとは。新加入となった27歳メンバー、今井みどりが目指す理想像を聞いた。
SUPER GT第2戦が目前、レースクイーンの名門「ARTA GALS」今井みどり
美しさやしなやかさ、おもてなし精神を兼ね備えたレースクイーンの存在が注目度を高めている。日本最大級のカーレース「SUPER GT」(5月3~4日、富士スピードウェイで第2戦)で今季、GT500クラスに参戦する名門レースチーム「ARTA」を力強く支えるのが、「ARTA GALS」だ。レースクイーンとしての今季の意気込み、“ならでは”の強みとは。新加入となった27歳メンバー、今井みどりが目指す理想像を聞いた。(取材・文=吉原知也)
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レースクイーンになる前は、輸入車のショールームで受付をしていた経験があり、20歳でデビュー。「今振り返ると、ずっと車に携わる仕事をしてきたんだな~と思います」と実感している。
その年の国内主要カテゴリーに登場したレースクイーンの中から、人気No.1レースクイーンを決める「日本レースクイーン大賞」で、2021年の表彰ではグランプリこそ逃したものの、大賞受賞の実績を誇る。食生活に気を付けながら、抜群のスタイルをキープしている努力家だ。レースクイーン歴8年。レースクイーン界のさらなる発展、後輩たちの成長にも思いをはせており、「後輩たちに、『レースクイーンとしての活動が楽しい!』と思ってもらえるよう、レースクイーンの見本となれるようになれたらなと思っています」と、熱い思いを口にする。
チームは今季からGT500クラスの2台体制で、SUPER GTレースの激戦に臨んでいる。今季の意気込みはより一層に力が入っており、「今シーズンは名門ARTAにて、そして新たなチーム体制ということで、とても注目されているのでそれに相応しいレースクイーンになれるよう新たな気持ちで頑張りたいです。ARTA GALSも6人体制で、(開幕前に何度か)集まった時に1人1人のいいところ、すごいなと思うところがたくさん見えたので、私も人としての成長をしたいです。素晴らしいチームに素晴らしいメンバーのもとで活動できることに、常に感謝の気持ちを忘れず、今シーズンやり切りたいと思います!」と決意を示す。
レースクイーンの1人1人の魅力や個性を最大限に発揮できるように、こだわり抜いて作られたコスチューム。一方で、露出度が高いタイプの衣装のイメージもある。
「すごく露出が多い衣装は今でも抵抗はあります(笑)。最近の衣装は昔のハイレグのイメージとはだいぶ変わりましたよね!」という。洗練されたARTA GALSのコスチュームは毎回お気に入りで、「特にARTAのコスチュームはスポーティーさとエレガントをミックスさせたデザインで、クール系の衣装が好みなのでとってもうれしいです! 衣装を身にまとうことで、より一層立ち振る舞いに気を付けようという気持ちになります! 普通に生活していたら着ることのないレースクイーン衣装なので、一生の思い出になると思います!」。責任感とワクワク感とともに、大好きなレース場で笑顔を振りまくつもりだ。
そんな人気レースクイーンの「これだけは負けない私の武器」は、ファンの存在だ。
「温かいファンの方に恵まれていることが私の武器ですかね? コロナ禍の時、チームや立場が変わり、自分の居場所がなくなったような気がしてとても気持ちが沈んでしまった時期がありました……。その時に、ファンの存在が私に自信をくれて、支えていただきました! 私がレースクイーンとして長く続けてこられたのはたくさんのファンの方に応援してもらえたことです! 気が付いたら私にとっての武器ができていました! 本当に感謝です!」。コロナ禍の大変な時期を一緒に乗り越え、支え続けてくれているファンへの思いであふれている。
2023年シーズンのARTA GALSは、真木しおり、はらことは、沢すみれの3人が引き続き参加。新たに今井、木村理恵、藤井マリーの3人が加わり、6人体制で活動を展開する。