誕生30周年を迎える漫画『花より男子』が20日、“最も多く発行された単一作者による少女コミックシリーズ”として、ギネス世界記録（TM）に認定されたことが分かった。

　同作は少女漫画誌「マーガレット」（集英社）にて1992年～2004年まで連載された、神尾葉子氏による少女漫画。庶民の牧野つくしが、超お金持ちが集う名門校・英徳学園を牛耳る“F4”のリーダー・道明寺司とぶつかり合いながら、学園生活を送っていく青春ラブストーリーで、これまでテレビアニメ、映画、テレビドラマ、舞台とさまざまなメディアに展開されている。

　誕生30周年を迎え、19日から初の展覧会である「誕生 30 周年記念 花より男子展 -Jewelry BOX-」が開催されるなど、今なおさまざまな展開で継続。マーガレットコミックス全37巻、完全版全20巻が刊行されており、紙コミックスだけの発行部数は5940万9000部を突破している（国内の電子版を含めた累計発行部数は6100万部を突破）。

　そんな同作がこのたび、“最も多く発行された単一作者による少女コミックシリーズ”として、ギネス世界記録に認定された。

　ギネス世界記録の認定を受け、著者の神尾氏は「花より男子が始まって30周年という節目の年に、ギネス世界記録に登録することができ、大変うれしく思っています。ここまでたくさんの読者の方々に支えられたからこその記録だと思ってます。本当にありがとうございます。そして、4月から初めての原画展を開催していただくことになりました。ぜひつくしやF4に会いに来てください！」とコメントしている。