「The Voice Japan」発表会が27日、都内で開催され、スガシカオ、仲宗根泉（HY）、マキシマムザ亮君（マキシマム ザ ホルモン）、優里、番組MCの川平慈英が出席した。

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「The Voice Japan」は、イギリスITVスタジオがフォーマット展開し、過去4度エミー賞を受賞するなど、世界最高峰の「声」を見出す音楽オーディション番組「The Voice」の日本版。オーディションでは、音楽界を代表する4人のアーティストがコーチとなり、逸材のタレントを発掘する。

　優里は、コーチとしてオファーを受けた理由について「僕は音楽デビューしてから、そんなにまだ時間がたっていないので、夢を追いかけているときの辛いけれど楽しかった思い出が残っています。番組に参加する人もみんな音楽が好きな子たちだと思うので、そんな子たちの背中を押せるということに興味がありました」と説明する。

　最初のブラインドオーディションでは、参加者に背を向けてイスに座り、歌っている間は姿かたちを見ることができないため、外見や衣装、年齢などは一切選考基準に含まれず、純粋に「声」だけが評価の対象となる。優里は「みんな歌がうまい。そのなかでも、カバー曲を歌うので、自分自身の唯一無二である部分をしっかり意識している人に注目していました」とポイントを上げる。

　世界中で人気のオーディション番組。スガは「みんな本当に歌がうまい。もし僕がデビュー前だったら、こんな“歌うま”オーディションは参加できないかな。こんなにうまく歌えない」と苦笑いを浮かべると、優里も「審査員をやって、僕も自信がないかなと思ったので参加はしないかも」と発言。しかし、優里は「でもデビュー前ならわらにもすがる思いでチャンスにかけてみるかも」と本音もチラリ。

　さらに優里は「テクニックとか教えてもらいたいなと思うところが多かった。同じ音楽が好きな仲間として寄り添えればいいなと思っています」と語ると、スガは「優里ってちょっと天才的なところがあるから、長嶋茂雄さんみたいな感覚的な教え方になりそうだよね」と才能を評価。それでも、他のコーチ陣からは「でも、音楽的な歌い方とか、一番的確なことを言っているのが優里だよね」と理論派の一面も称賛されていた。

「The Voice Japan」は4月9日16時からテレビ東京系で初回が放送される。