乃木坂46鈴木絢音の“辞書愛”「読書感覚で毎晩寝る前に読んでいます」

アイドルグループ・乃木坂46の鈴木絢音が10日、東京・紀伊國屋書店新宿本店で行われた書籍『言葉の海をさまよう』(3月7日発売)の刊行を記念した囲み取材に応じた。辞書への思いや、辞書との付き合い方について語った。

イベントに出席した鈴木絢音【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した鈴木絢音【写真:ENCOUNT編集部】

辞書は“相談相手”と明かす

 アイドルグループ・乃木坂46の鈴木絢音が10日、東京・紀伊國屋書店新宿本店で行われた書籍『言葉の海をさまよう』(3月7日発売)の刊行を記念した囲み取材に応じた。辞書への思いや、辞書との付き合い方について語った。

 同作は、小説幻冬で展開されていた鈴木の対談連載『言葉の海をさまよう』を書籍化。グループきっての読書家で、辞書への強い愛を持つ鈴木と、辞書を作る人々との対談集となる。また、1st写真集『光の角度』の撮影以来約3年ぶりに写真家の新津保建秀が鈴木を撮影。16ページのカラー口絵では、文学少女の休日をテーマに撮りおろし写真を展開する。

 辞書が「大好き」という鈴木は「人生で最初で最後の書籍かもしれないな~って、喜びをかみ締めています」とニッコリ。報道陣から、写真集をすでに出版していると指摘されると「そっか!」と照れ笑いを浮かべる一幕も。

 書籍化した連載を振り返って「もともと、辞書の中(内容)が好きで、魅力に惹かれていった。今回はお話を聞いたのは、例えば印刷所の方だったり、外側を作る仕事の方々にもお話をうかがった。モノとしての辞書を好きになりました」とニッコリ。「カバーだったり文字の配列だったりとか、そういう細かいところですけど美しさを見いだせる、感じられるようになりました」と話した。

 辞書は「読書感覚で読んでいる。毎晩、寝る前に開いて読ませていただいております」と明かし、「普段本を読むのが好きで、たくさんお家に本がある。それでも、読み切ってしまうことが多い。そんなときに辞書に助けられています」と述べた。

 辞書は「よく『家族以上の存在』と言うけど、そうすると『家族に対して失礼』と言われる(笑)。誰かに相談するのが恥ずかしいな、とかこんなこと誰にも言えないな、ということを言える、相談できる相手。人だなと思っています」と表現した。

 紀伊國屋書店新宿本店では、鈴木による選書フェアも行う。

次のページへ (2/2) 【写真】『言葉の海をさまよう』刊行記念イベントの様子
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