俳優の相葉雅紀が主演を務めるTBS系連続ドラマ『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』（4月9日、午後9時）に故・橋田壽賀子さんにゆかりある、えなりかずき、角野卓造らが出演することが8日に分かった。併せて、ポスタービジュアルも解禁となった。

　本作のプロデューサーを務めるのは、人気シリーズ『渡る世間は鬼ばかり』をはじめとする数々の名作ドラマを世に送り出してきた石井ふく子氏。18年に放送したドラマ特別企画『あにいもうと』、20年の新春ドラマ特別企画『あしたの家族』と、今もなお精力的に作品を生み出している石井氏が贈る今作は、最も親交の深い脚本家であった故・橋田壽賀子さんに捧げる愛の物語となる。

　主人公・杉信也（すぎ・しんや）を演じるのは相葉。信也の心を救うヒロイン役は上戸彩、信也の亡き姉にうり二つで、物語の舞台となるおにぎり専門店「たちばな」の店主役を坂本冬美、その従業員役を一路真輝、おにぎり店の常連で声優を目指し挑戦し続ける青年役を仲野太賀、「たちばな」の店主・香を利用しようと近寄る謎の男を船越英一郎が演じる。

　このたび本作のポスタービジュアルが解禁となった。物語の舞台となるおにぎり専門店「たちばな」に集う人物たちが一堂に会し、笑顔あふれる表情と春を感じさせる温かな色合いでアットホームな「たちばな」を表現している。

　さらに、追加キャストとして、橋田さんに縁の深いえなり、角野、中田喜子、野村真美、藤田朋子、小林綾子、石坂浩二の出演が決定。この7人が本作をさらに豊かに彩っていく。

『渡る世間は鬼ばかり』でおなじみのえなりは信也の大学の同級生・川原亮太（かわはら・りょうた）を演じる。石井・橋田さん作品に多数出演し、ふたりの作品には欠かせない存在である角野は、「たちばな」の常連客であり、皆のお父さん的存在の田辺則行（たなべ・のりゆき）を演じる。さらに『渡る世間は鬼ばかり』で姉妹役を演じた中田、野村、藤田は「たちばな」の常連客役として約4年ぶりに再集結。そして石井および橋田さんの作品に数々出演している小林は助産師役を演じる。

　俳優やナレーター、司会者と多岐にわたって活躍する石坂は、『渡る世間は鬼ばかり』に続きナレーターとして出演する。