俳優の岡田准一が7日、都内で行われたスイス発のアウトドアブランド「マムート」の2023年春夏コレクション発表会に参加。会場に設置された高さ約5メートルの岩山から懸垂下降で登場した。

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　華麗なロープさばきで下降した岡田は「こういう登場の仕方は初めてじゃないですかね。初体験」とにっこり。下降途中、右手をあげてシャッターチャンスを設ける余裕をみせていたが、「普段登山しているし、アクションでよく吊られるのでお手の物というか、やっていてよかった（笑）」と語った。

　同ブランドのアンバサダーに就任し、「もともと山が好きで商品を持っていた。この役割を光栄に思っております」と喜び。「これからマムートの良さをいろいろ広めていきたい」と意気込んだ。

　プライベートでは登山部を結成するほどの山好き。「“かっこいい大人になろう”を合言葉に活動している。ちょっとした山に登りながら自然を満喫して、仲間と登って行く」と紹介した。

　映画『エヴェレスト 神々の山嶺』（2016年公開）の撮影のため、世界最高峰の山・エベレストにも赴いた経験も。登頂はしていないが標高5500メートル付近まで登っており「空気も半分になって酸素量が減っていく。ずっとぜぇぜぇ言っていて、寝ている間もそうなる。3時間に1回は起きる」と過酷だったが、「チャンスがあったらまた行きたい」と再挑戦を狙っていた。

　イベント終盤には、同ブランドのスーツに着替え、懸垂下降した岩山を今度はクライミングすることとなり「スーツで登山したことない、これも初めて」とワクワク顔だった。華麗な動きで岩山を順調に登り、つかむ部分がなくなるとジャンプで進路を確保。会場は大きな拍手と「さすが岡田さん！」との称賛の声で包まれた。

　発表会にはアルパインクライマーの青木達哉、フリークライマーの小林由佳、登山YouTuberのMARIA麻莉亜も参加した。