大友啓史監督「俳優・木村拓哉はナマモノ」「なにをしでかすか分からなくて面白い」 再タッグ希望

俳優の木村拓哉が15日、都内で行われた映画『レジェンド&バタフライ』オンライン・ファンセッションに登壇。同作を鑑賞した全国のファン約75人とオンラインで交流した。

イベントに出席した大友啓史監督(左)と木村拓哉【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した大友啓史監督(左)と木村拓哉【写真:ENCOUNT編集部】

「ポジティブに捉えてくださってすごくうれしいです」と声に感謝

 俳優の木村拓哉が15日、都内で行われた映画『レジェンド&バタフライ』オンライン・ファンセッションに登壇。同作を鑑賞した全国のファン約75人とオンラインで交流した。

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 1月27日に全国の映画館で公開を迎え、公開9日間で興行収入10億円を突破するなど“レジェバタ旋風”を起こしている今作。この日は公式SNS上で実施している期待・感想投稿キャンペーン「天下布武キャンペーン」に参加し、“地方宣伝大名”に任命されたファンがオンラインで参加し、木村、大友啓史監督とトークイベントを行った。

 イベントでは、映画を鑑賞した全国のファンと交流し、歴史ファンの女性から「信長さまと濃姫(帰蝶)さまを身近に感じられて大好きです」と感想を伝えられた木村。「歴史好きという人からは『戦のシーンが見たかった』とか『時代劇だから斬りあいをもっと見せてくれ』とか『総製作費20億じゃ足りないんですか?』とか、いやらしい指摘を感じ取ったりもして」とマイナスな感想を目にしたことを明かし、「これも1つの意見かもしれないけど、すごくポジティブに捉えてくださってすごくうれしいです」と喜んでいた。

 別の映画ファンからは「新時代の時代劇の伝説になる作品」と絶賛されると、木村と大友監督は声をそろえて「ありがとうございます」と深々と頭を下げた。木村は「彼の言葉を聞いて、本当に鳥肌が立ちました。こういう方が見てくれるから、現場は全力でできる。やりがいをそのまま彼が提示してくれた」と感謝していた。

 さらに、ファンから「大友監督と次回タッグを組むとしたら?」と聞かれた木村。「キャンペーンで一緒に地方を回らせていただいているときに、『こういう内容でこういう温度のものがおもしろくないですか』とご飯屋さんで話をしたりもしました」と明かすと、大友監督も「僕も今回は木村さんとご一緒して面白かったですからね。俳優・木村拓哉はナマモノですから、なにをしでかすか分からなくて面白い」と前向き。「公開が落ち着いてじっくりいろいろ考えたい」と木村との再タッグを示唆していた。

次のページへ (2/2) 【写真】オンライン・ファンセッションに登場した木村拓哉
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