齊藤工がテレワーク映画を最速撮影・配信 “在宅・遠隔の今のだからこそ出来る映画を”

俳優、監督、モノクロ写真家としてマルチに活動する齊藤工が企画・プロデュース・出演・監督する最新オムニバス映画プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」を始動したことが23日に発表された。第1弾として、伊藤沙莉、酒井健太(アルコ&ピース)、大水洋介(ラバーガール)、斎藤工が出演する。

斎藤工が企画・プロデュース・出演・監督する最新オムニバス映画プロジェクトが始動
斎藤工が企画・プロデュース・出演・監督する最新オムニバス映画プロジェクトが始動

最新オムニバス映画プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」始動

 俳優、監督、モノクロ写真家としてマルチに活動する齊藤工が企画・プロデュース・出演・監督する最新オムニバス映画プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」を始動したことが23日に発表された。第1弾として、斎藤のほか、伊藤沙莉、酒井健太(アルコ&ピース)、大水洋介(ラバーガール)が出演する。

 3月下旬、東京都の外出自粛要請を受け、自宅環境での“娯楽の選択肢”として特別WEBサイト「A TAKUMI SAITOH FILM」を立ち上げ、監督作品や出演関連作、レコメンド作品や映画を随時更中の齊藤が新作映画に動き出した。テーマはズバリ、”STAY at HOME”。日常化するテレワークを舞台にした物語で、既にリモート撮影でクランクインした。

 自身の出演作品も撮影延期となり、在宅自粛の最中にスピード感をもって立ち上げた本企画「TOKYO TELEWORK FILM」は、鬱屈に屈さず、ウイルスショックによって生まれ行く「テレワークカルチャー」を記録し続け、連作を時系列に並べるオムニバス映画。俳優、芸人、ミュージシャン、一般ユーザーも次々巻き込み、「テレワークセッション」(フェーズ1)、「テレワーク会話劇」(フェーズ2)を経て、「短編・長編を想定した製作」(フェーズ3)へと発展させた3段階で製作を展開し、2020年中の長編公開を目指す。

 4月20日に撮影が終了した「テレワークセッション」(フェーズ1)では、テレビ電話で繋がったキャストが本人として実名で登場。近況実況やケームなどに興じた短編制作を重ね、ジム・ジャームッシュ監督の「コーヒー&シガレッツ」(2003年)のテレワーク版のようなドキュメンタリー性のある内容となったという。

 第1弾出演には、斎藤のほか、“斎藤組”にゆかりの深い女優・伊藤沙莉、常連の芸人・大水洋介(ラバーガール)、初参加となる酒井健太(アルコ&ピース)ら。第2弾以(近日撮影予定)は、齊藤が総監督した「COMPLY+-ANCE コンプライアンス」で主演した秋山ゆずきほか多彩なゲストが出演を予定し、WEBにて随時公開する。

 斎藤は「『漁師は漁に出られない時は網を縫う』と言う言葉があります。この”予期せぬ事態”に対し、従順に自主規制をかけながらも、そこから新たな歓びや愉しみを見付ける事は その網の目を密にする事が我々人間の進化に繋がると、割と本気で思っています(人命・医療・インフラ最優先ですが)。手探りですが、様々な方々とオンラインで繋がり、お力・才能をお借りし、知恵を絞り合い、共に可動域を広げながら、”今(在宅・遠隔)だからこそ出来る事”を発掘、開拓して行きたいと思います。具体的に、悠々と、迅速に」とコメントしている。

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