山田裕貴、『BLUE GIANT』の声優オファーに驚き 不安抱くも「やった意味は絶対ある」

俳優の山田裕貴が7日、都内で行われたアニメーション映画『BLUE GIANT』(2月17日公開)の完成披露舞台あいさつに間宮祥太朗、岡山天音、メガホンをとった立川譲監督とともに出席した。

舞台あいさつに出席した山田裕貴【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに出席した山田裕貴【写真:ENCOUNT編集部】

バイト時代はネームプレートに「俳優王に俺はなる」

 俳優の山田裕貴が7日、都内で行われたアニメーション映画『BLUE GIANT』(2月17日公開)の完成披露舞台あいさつに間宮祥太朗、岡山天音、メガホンをとった立川譲監督とともに出席した。

 原作は、第20回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞」を受賞した石塚真一氏による人気漫画。世界一のジャズ・サックス奏者を目指す主人公・宮本大の奮闘する姿を描く。大を山田が演じており、凄腕ピアニストの沢辺雪祈を間宮、ドラム初心者の玉田俊二を岡山が担当した。

 原作のファンだった山田は、声優オファーに「え? マジっすか?」とびっくりしたが、「ほかの2人が間宮くんと天音くんと聞いて『なるほど、大丈夫』と思った。安心感がありました」としてオファーを快諾した。好きな作品ゆえに「プロの声優さんがいいのではと思う自分がいたり」と不安も抱いたが、「僕らがやった意味は絶対にあると思うので、セッションとして伝わればいい」と胸を張った。

 本作の演奏シーンは、ピアノ奏者の上原ひろみ、サックス奏者の馬場智章、ドラム奏者の石若駿が担当している。山田は「演奏に圧倒された。自分は大の声を担当してはいますが、アニメに出てくるお客さんの気持ちになって、拍手をしたくなる感覚になった。言葉が簡単すぎて申し訳ないけど、音楽ってすげーなって」と興奮した様子で話し、「劇場もそうなればいい」と願った。

 また、作品にちなんで「19歳の頃に熱くなっていたこと」を聞かれると、「大と一緒で18歳で高校を卒業して名古屋から上京した」と山田。「お芝居の学校に通いながら、バイトもしていた。ネームプレートに『俳優王に俺はなる』と書いていました。僕は怠け者なので宣言しないとやらない。怖いから宣言していました」と語った。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください