俳優の山田裕貴、間宮祥太朗、岡山天音が7日、都内で行われたアニメーション映画『BLUE GIANT』（2月17日公開）の完成披露舞台あいさつに出席した。

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　作品になぞらえ「19歳の頃に熱くなっていたこと」を語る場面で、岡山が「その年に山田さんと初めて会った年ですね」と紹介した。初対面の印象を聞かれると、2人とも「あんまり覚えていない」と口をそろえ、笑いを誘った。

　山田は、岡山との「出会い方がちょっと……」と詳細を明かすのを渋ると、岡山が「別に言ってもいいよ」とコメント。その言葉を聞いた山田が「少女時代のライブに一緒に行きました」と告白し、岡山は「そこが出会いだった。熱かったですね、あの頃は。もっとかっこいい出会い方がよかった」と自虐を含みながら懐かしむと、間宮が「少女時代に夢中でお互いの印象がないんでしょ？」と突っ込んでいた。

『BLUE GIANT』は、第20回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞」を受賞した石塚真一氏による人気漫画。主人公・宮本大が世界一のジャズ・サックス奏者を目指すために奮闘する姿を描く。

　もともと原作ファンという山田は、主人公・大のオファーを受けて「え？　マジか」とびっくりしたことを振り返り、「3人ともプロの声優さんが声を当てたほうがいいのではと不安があったと思うけど、僕らが演じた意味も絶対にあると思うので、音楽チームとのセッションが伝わればいい」と思いを語った。

　舞台あいさつにはそのほか、本作でピアノ演奏を担当した上原ひろみ、JAZZの演奏を務めたサックス奏者の馬場智章、ドラム奏者の石若駿、メガホンをとった立川譲監督が参加した。