タレントのファーストサマーウイカが22日、都内で行われたアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』生キャバ嬢オーディションに参加した。同オーディションのグランプリ受賞者は『龍が如く7外伝 名を消した男』に登場する店舗で働くキャバクラ嬢役としてCGではなく実写映像での出演や『龍が如く8』の出演が可能となる。

　かつてから同シリーズの大ファンを公言しているウイカは「コロナ禍で『龍が如く7』に何度も助けられて、どんな形でもいいので、このゲームの中に入りたい、関わりたいということでオーディションに参加させていただきました。関西なので関西弁の役でも、一言でも、殴られる声だけでもいいです。ぜひ参加できればと思っています。よろしくお願いします」とアピールした。

　一般参加者として、スカジャンでヒョウ柄のパンツファッションで現れたウイカに審査員から「今日は私服ですか」と質問が上がると、ウイカは「私服です。キャバ嬢のオフってこんな感じかなと思いまして」と回答。さらに審査員が「事務所の方にはお話をされているんですか」と聞くと、ウイカは「来ることは言いました。『龍が如く』に関しては『何も聞くな、止めるな』と。ナンバ（CV：安田顕）に会えるかなと思いまして、今日来ました」と声を弾ませながら答えていた。

『龍が如く7外伝 名を消した男』はシリーズ通しての主人公・桐生一馬の視点から『龍が如く6 命の詩。』以降の物語が描かれる。審査員から「桐生さんに対してどんなキャラクターで接したいと思いますか」という質問が上がると、ウイカは「場末かなと思います。しゃべる中で、『新人の子、実はホストクラブで飛んできたみたいやで』みたいな、ゴシップ担当の役割みたいなのができればと思います」と自身を売り込んでいた。

　審査員を務めた龍が如くスタジオ代表・制作総指揮の横山昌義氏は「今までのオーディションの中で一番面白いと思います。昔は素人さんに根掘り葉掘り聞く感じでしたが、皆さんTikTokやYouTubeなどいろんなチャンネルを持っているんで、質が変わったなと思います。オーディションという形はもう時代に合ってないのかもしれませんね」と感想を述べた。

　報道陣から「選考のポイントはなんですか」という質問には「選ばれた人たちの面白い要素を引き出して落とし込みたいというのがあるんで、本人たちからエピソードを探しているんです。履歴書に何も書いてない人をあえて選んだりもしています」と明かしていた。

　オーディションの2次審査参加者数は74人。女子プロレスラーのウナギ・サヤカやタレントのうんぱい、藤田あずさなども参加していた。『龍が如く7外伝 名を消した男』は2023年発売予定。『龍が如く8』は2024年に発売を予定している。