17日からスタートするTBS系火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』（午後10時）の制作発表会見が14日に行われ、主演の広瀬すず、永瀬 廉（King & Prince）、遠藤憲一、夏木マリと脚本家の北川悦吏子が出席した。

　同作は九州の片田舎で育った浅葱空豆（広瀬）が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音（永瀬）と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる完全オリジナルの青春ラブストーリー。

　遠藤は広瀬演じる空豆が憧れる天才ファッションデザイナー役で、金髪姿を披露。「60歳を過ぎて、ファッションデザイナー役をやれるとは思っていませんでした。感謝しています」とあいさつした。

　すでに完成した1話を視聴したという遠藤は「俺は1話は出ていないから、一般人の目で見れていると思うんだけど、本当におもしろかった」と作品の仕上がりに太鼓判。北川も「自分で書いていますけど、おもしろいです」とうなずくと、遠藤は「北川さんね、この時代だから、『silent』とか終わったばっかりじゃん。恋愛部分が出てくると、そこ（silent）とつなげて書いてくる変なやつもいると思うけど、全然違う作品だから。動揺せず。ムキになって戦わないで」と優しくアドバイスを送った。

　その言葉を受けた北川が「戦わないで信じていきます」と意気込むと、遠藤は「大丈夫！」と力強くフォロー。そのやりとりを静観していた永瀬は「北川さんを気遣う優しさを感じたんですけど、めちゃめちゃ『silent』って言ってましたよ」と思わずツッコミ。遠藤は「絶対（比較する意見が）出てくるからね。自信持って！　全然違うし、おもしろいから」と念押ししていた。