“ボーイズグループ×美容”4人組「BBM」 男性美容トレンドをけん引、無限大の可能性

4人組男性ボーカル&ダンスグループ「BBM」(ビービーエム)が14日にメジャーデビューデジタルシングル「Butterfly」を発売した。注目すべきはグループのコンセプトがメンズ美容に特化しているという点。メンバーのJun、Keiju、Kousei、Taiyoが取材に応じ、今後の活動への意気込みを語った。

BBM(左からKousei、Keiju、Taiyo、Jun)【写真:ENCOUNT編集部】
BBM(左からKousei、Keiju、Taiyo、Jun)【写真:ENCOUNT編集部】

知名度ほぼゼロからのスタート、目標は「東京ドームを満員に」

 4人組男性ボーカル&ダンスグループ「BBM」(ビービーエム)が14日にメジャーデビューデジタルシングル「Butterfly」を発売した。注目すべきはグループのコンセプトがメンズ美容に特化しているという点。メンバーのJun、Keiju、Kousei、Taiyoが取材に応じ、今後の活動への意気込みを語った。(取材・文=中村彰洋)

 オーディション審査を経て集まった4人。9月のグループ結成から12月14日のデビューまでは怒涛(どとう)の日々を過ごした。広島や神奈川など、住む場所もバラバラな中、数少ない顔を合わせての練習機会を大切にしながら「Butterfly」という曲を完成させていった。

 美容に特化という新しいコンセプトのグループ。23歳で最年長のJunは「最近広まりつつある若い男性層の美容について、けん引するような存在になりたいです」と意気込む。また、22歳のKeijuも「ダンスボーカルグループに美容という武器を備えた感じです」と続ける。

 美容への目覚めは4人の中でもそれぞれ。20歳のKouseiは「高校1年生ぐらいのときに、母親の影響で化粧水などをつけ始めました。それからYouYubeとかで勉強したりして、自分で欲しいものを買っていました」と明かす。Keijuは「コロナ禍の緊急事態宣言で、ずっと家にいたときに、自分磨きをしたいと思って、最初に思いついたのがスキンケアでした。0から自分で調べ始めて、そこから興味を持ちました」と意外にも“目覚め”は最近だったようだ。

 そして、Junは「中学生で野球部として活動していて、日焼けがひどくて、それをケアするために、日焼け止めを塗り始めたのがスタートでした」。17歳と最年少のTaiyoは「母が美容関係の仕事をしていて、化粧水とかをたくさん持っていたので、それを使わせてもらったのが中学校2年生ぐらいでした。そこからずっと興味を持っています」ときっかけを振り返る。

 おしゃべりでムードメーカーなJun、末っ子キャラのTaiyo、トークをまとめたりとしっかり者な一面を見せるKeiju、どことなく不思議なオーラを漂わすKouseiと4人の個性はバラバラ。「みんなキャラが濃く、面白い人が集まっているので、アーティストとしてのかっこよさはもちろん、親しみやすく身近に感じられるような部分も出していければと思います。ロケやトーク、バラエティーにも挑戦していきたいです」(Jun)とグループのバランスの良さを説いた。

 BBMは非公開オーディションを経ての結成。最近はやりのオーディションから盛り上げていく形での結成ではなかった。そのため、知名度もまだまだゼロに近い。「まずはこのBBMというグループと4人の存在を1人でも多くの方に知っていただくのが目標です」(Keiju)と前を向く。

“ボーイズグループ×美容”というコンセプトは可能性が無限大だ。「化粧品を自分たちでプロデュースしてグッズ販売したい」(Kousei)、「ハイブランドのアンバサダーに起用されたい」(Taiyo)、「みんなで化粧品の広告塔になれたら」(Jun)とそれぞれが目標を掲げる。さらに大きな夢として、「いつか東京ドームを満員にしたい」(Keiju)と目を輝かせる。

 男性美容が当たり前になりつつある昨今。そんなトレンドをけん引していく存在になるべく、4人は歌やダンスだけではなく“美”にも磨きをかけていく。

次のページへ (2/2) 【動画】BBMのメジャーデビューデジタルシングル「Butterfly」
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