モデルでタレントの“みちょぱ”こと池田美優が12日、都内で行われたフジテレビ系・月曜PLUS枠の新番組「THE スピリット～闘魂レスラー発掘プロジェクト～」（2023年1月9日放送開始）の囲み取材に出席した。「始まりは遊び半分だった」とモデルとしての駆け出し時代を振り返った。

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　みちょぱは、雑誌「Popteen」の読者モデルとしてキャリアをスタート。「声をかけていただいて始まった。そのとき中3で『お小遣いがもらえて、雑誌に載れるなんて、いいことしかないじゃん！』となった」と言い、「最初の頃は見つけてくれた副編集長の方が推してくれた。だからこそ『枕（営業）だ』とかも言われた。『そんなんじゃねーんだぞ！』と急にメラメラして『いや、ちげーし！』と思いました」と語る。

　さらに「周りから言われるのがムカついちゃって『自分の力でやってやろう』となった。モデルのなかでも言われてそれが悔しかった。そこからちゃんプロ意識が芽生え、ポージングなり何なり基礎的なことを、先輩がやるのを見てまねた。教えてくれる方はいない。見て盗む。あとは違う雑誌を見たりしてがんばった」と話した。

　Popteenの激しい競争にも言及。「ファンの方からの票数が毎月編集部に飾られる。1票差でもランキングが変わる。皆10代の女の子なんで……人間関係も面倒くさかった。たくさんケンカもしましたし、バチバチしました。あんだけがんばったからこそ、卒業して、大人の雑誌や違う雑誌に行くと、撮影の回数も違う。（Popteen時代は）『1か月私服コーデもってきて』とか言われた。『お金ないときに1か月分の洋服なんてないよ！』みたいな（笑）。1日何百カットとか撮ってたのを、違う雑誌では2、3カットで終わる」と話す。

　また「あれだけがんばったからこそ、違う仕事行くと全然耐えられる。10代の若い頃にそういうことをやったからこそ、このメンタルがあると思う。だからPopteen出身のバラエティータレントが多いんだなと思う（笑）。それはすごく思います。（鈴木）奈々ちゃんとかも」と話し、報道陣の笑いを誘った。

　囲み取材には、スタジオで番組を見守るシソンヌの長谷川忍、フリーアナウンサーの豊崎由里絵、番組内で練習生を熱血指導する現役プロレスラーのオカダ・カズチカも出席した。

　同番組は、世界各地で盛り上がりを見せる新日本プロレスの50周年特別企画。日本全国各地から練習生を募集し、新日本プロレスへの入門までを描く。今回、通常の新日本プロレス入門テストで行われている身長・年齢制限を完全撤廃。新日本のエースであるオカダが、プロジェクトリーダーとして練習生を直接指導する。1月9日25時5分より初回放送を行い、第2回以降は毎週月曜24時25分～24時55分に放送する。