NHKは19日、前日18日に最終回（第48回）を放送した大河ドラマ「鎌倉殿の13人」についての視聴人数など見られ方を公表した。NHKによると、1年を通じてSNS上で大きな反響を呼び、そうしたネット上の盛り上がりを見て、NHKプラスの見逃し配信やNHKオンデマンドを利用して見た視聴者も多くいたようだという。NHKプラスでは第47回までの平均視聴UB数が歴代大河ドラマで最多、NHKオンデマンドでもすべてのドラマで最多を記録したという。（以下の数字はビデオリサーチ調べ）

　まず、視聴人数（リアルタイム）について、総合の番組最高は、関東地区の平均世帯視聴率が17.3％と最高を記録した初回放送の1月9日に1771万9000人を記録。初回から最終回までの期間平均は1185万2000人だった。

　BSプレミアムの番組最高は12月18日の最終回に462万2000人を記録。期間平均は355万6000人だった。

　総合とBSプレミアムの合計（総合とBSPを両方見た重複を排除した数字）の番組最高は1月9日の2083万1000人。また期間平均は1457万8000人だった。

　一方、NHKプラスは、初回から第47回までの平均視聴UB数が歴代大河ドラマで最多を記録したという。（UB：ユニーク・ブラウザ。視聴した端末の数。同じ端末で複数回訪問しても1。同時または見逃し配信での視聴数・放送当日～見逃し7日間の数値）。全48回の確定情報は26日に公表される。

　NHKオンデマンドについては、19日時点で番組放送後2週間の各回の平均視聴数が全ドラマの中で最多を記録したという。

　また、29日午後1時5分から「鎌倉殿の13人」総集編（全4章）を放送することも発表した。