俳優、森田健作が7日、俳優の志垣太郎さんが心不全のため、今年3月に70歳で死去したことを受け、所属事務所を通じてコメントを寄せた。

　森田の主演で1971年（昭46）に放送された日本テレビ系連続ドラマ「おれは男だ！」で志垣さんと共演しており、「撮影時、私が頭にケガをした際、志垣さんが転校生役で来て、彼の話でドラマが展開したので、私の負担が軽くなって非常に助けられたことを覚えています」と回顧。さらに「ある旅番組に『おれは男だ！』のメンバーで出演した時、それまでのイメージと違ったトークの面白さを感じましたし、『これからいろんな活動ができるのでは』と思いました。大変、残念な思いです」とし、故人をしのんだ。

　また、同作で共演した早瀬久美もインスタグラムを更新し、「思い出が尽きません。70歳。まだ若い」とコメント。俳優仲間の田中健は公式ブログで「太郎ちゃんは 旅先では、まず枕元に家族の写真を並べる 程の家族好き。 家族が単位で、家族と一緒にいる時間が一番幸せそうだった。 ご家族の報告が遅れたこと、 お気持ちが察せられます、、、」などと思いをつづった。

　なお、前日6日に志垣さんの訃報を母の白坂紀子さんとツイッターで公表した長男の匠（たくみ）さんはこの日、新たに「私も母も芸能界を引退しており、今は一般人として働かせていただいております」とツイート。その上で、「今後も会見などや取材をお受けする予定はございません」と表明した。