お笑いコンビ「EXIT」のりんたろー。が15日、都内で著書「自分を大切にする練習 コンプレックスだらけだった僕が変われたすべてのこと」（講談社）の発売記念会見を開催。報道陣の取材に応じた。

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　りんたろー。にとって初めての著書。もともと文章を書くのが得意で、本の出版は「自然な流れだった」と話す。「ずっと心に留めておいた部分を書きました。それを文章にしたので大変さはなかったですね。書きすぎたかもしれない」と笑った。

　記念すべき本は芸人たちにも手渡し。反応を聞かれると「相席スタートの山添（寛）くんとは仲が良くて、僕が芸人を辞めようか考えているときに山添くんの一言が刺さって今に至る。2人で涙を流した熱い夜があったんですが、それを本に書いたら『勝手に活字にするな』と言われた（笑）。芸人として照れくさかったみたい。僕は惜しみなく書いちゃったんですけど……」とクレームを受けたことを告白した。

　相席スタートの山添は“クズ男”としてバラエティー番組などに出演しているが、「涙を流した熱い夜」を本に記したことで「彼のクズ芸人のブランディングに傷をつけてしまったかもしれない」と苦笑。しかし、「みなさんに言いますけど、あいつめっちゃちゃんとしてますから。めっちゃいいヤツなんで、そういう目で見てください。『なんでクズ男やってんの？』って思っている」と暴露した。

　自身は“チャラ男”のイメージが定着しているが、近年では美容家としての一面も。「どっちが本当ってなると難しいけど、どっちも本当。最初は『チャラいように見えて真面目ですよね』ってイジられたけど、チャラいし真面目なんです。どっちもうそではない」と説明。「チャラいの定義はいろいろありますが、80歳過ぎてもDJ KOOさんを目指してやっていきたい」と語った。