「東京ドラマアウォード2022」の表彰式が25日、東京都内のホテルで開催され、俳優のオダギリジョーが出席した。NHKで21年後期に放送された朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で二代目ヒロイン・るいの夫を演じ、助演男優賞を受賞。さらに自身が脚本・演出・編集を手がけたオリジナル企画をもとにドラマ化された「オリバーな犬、（Gosh!!）このヤロウ」が単発ドラマ部門でグランプリを受賞し、2部門で表彰された。

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「東京ドラマアウォード」は、作品の質の高さだけではなく、“市場性”、“商業性”にスポットをあて、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰する賞。

　オダギリは「戦後直後に生まれた設定の役。最終的に83歳くらいまでの役だったので、いろんな経験をできたドラマでした」と撮影を回顧。劇中ではトランペットやピアノの演奏も披露したが、「めちゃめちゃ練習させられて大変だったんですけど、『朝ドラはそういうもんだ』と聞かされて……。頑張れるだけ頑張ろうと思って」とエピソードを明かしていた。

「カムカムエヴリバディ」はAIが主題歌賞、藤本有紀氏が脚本賞をそれぞれ受賞した。