9月25日に行われた格闘技イベント「超RIZIN」の最新エピソードがRIZIN公式YouTubeで公開された。フロイド・メイウェザーのボディーガード、ジジと戦い勝利した“俺たちのスーパースター”皇治。試合直前にはメイウェザー陣営のとんでもない要求をのんでいた。

　RIZINスタンディングバウトルールの3分×3Rで行われた同試合。前日計量で皇治は65.30キロ、ジジは84.45キロ。体重差はなんと19.15キロもあった。

　試合直前にこやかにリラックスをして準備を進めていた皇治にメイウェザー陣営が複数人で詰め寄る。グローブ契約についてだ。今回はメイウェザーの相手である朝倉未来ではなく、皇治にかみついた。「契約だと12オンスのはずだ。間違いなくそう契約したはずだ」とジジよりも体の大きい男性2人が言い始めた。

　10オンスと聞いていた中での変更。心が穏やかでない表情をしていた皇治だが「ジジが12オンスじゃないとやらないということなので、12オンスでやりますと。めっちゃカッコ悪いですやん」と口にする。予定とは違う12オンスのグローブを着用すると「もう何でもいいっす」と笑顔になっていた。

　試合は3RTKO勝利。試合後には「体重20キロ違うとしんどいっすね。ちょっと欲出して打ち合おうと思ったら、打ち合えなかったですね。やっぱりでかいのもあって。スーパースターやからやれたものの、他の人がやったらアカンすよ危ない」と皇治節。

　最後には「やばいなまたモテてまうなこれ」と言い残した。「とんでも要求」をのんで勝利。さすが“俺たちのスーパースター”だった。