草なぎ剛と香取慎吾の2人芝居「burst!～危険なふたり～」（作・演出 三谷幸喜）が10月1日から26日まで東京・日本青年館ホールで上演される。初日に先立って9月30日に公開舞台稽古が行われ、草なぎ・香取・三谷が意気込みを語った。

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　30日の通し稽古前の会見に参加した香取は、「三谷さんの作品に出られることも、草なぎ剛という僕がとても好きな俳優さんと一緒に芝居ができてとても楽しいです」とあいさつ。「僕よりも舞台経験が多い」とリスペクトする草なぎとは「冗談じゃなく本気の雰囲気で。古くからの付き合いですけど、今あらためてこうやって、2人がぶつかり合えている時間が楽しいです」と共演する気持ちを語った。

　本作は2015年4～5月の上演以来7年ぶりの再演という。再演ながら、「7年前の資料や映像が一切残っていないんですね」（香取）とのことで、初演の内容を思い出しながら稽古を進めていったという。

　会見の途中、三谷から「緊張してるんですか？」と聞かれて「緊張してますよ……ほかの舞台とは違いますね……（見ている草なぎに）何ニヤニヤ笑ってんだよ！」と話す香取。見ていた草なぎが「緊張してんの？　一ミリも感じないよね。香取くんはポーカーフェイスだから本当に緊張しているかも」っとツッコミを入れると、香取は「緊張しますよ！　まだ覚えてないですから。もうちょっとなんですよ。8割くらい覚えられたんで」と、まだせりふや動きが覚えきれていないような発言。これには草なぎも「天才ですよね。明日初日で8割しか覚えてないって。天才ですよ。あと2割ここからどうやって巻き返すんだって半端じゃない」と驚き、香取も「やってやります」と初日に向けて仕上げていく気構えを見せた。