朝倉未来―メイウェザー、世界トレンドに RIZINと初タッグのABEMA・北野雄司氏も手応え

「ABEMA格闘チャンネル」エグゼクティブ・プロデューサーの北野雄司氏がRIZINとの初タッグを組み、全試合生中継した「The Battle Cats presents 超RIZIN」および「湘南美容クリニック presents RIZIN.38」(9月25日・さいたまスーパーアリーナ)を総括した。

フロイド・メイウェザーVS朝倉未来【写真:(C)RIZIN FF】
フロイド・メイウェザーVS朝倉未来【写真:(C)RIZIN FF】

ABEMAは年内開催のRIZIN大会を全試合生中継

「ABEMA格闘チャンネル」エグゼクティブ・プロデューサーの北野雄司氏がRIZINとの初タッグを組み、全試合生中継した「The Battle Cats presents 超RIZIN」および「湘南美容クリニック presents RIZIN.38」(9月25日・さいたまスーパーアリーナ)を総括した。

 第1部「超RIZIN」の最大の目玉は、フロイド・メイウェザーと朝倉未来によるエキシビションマッチ。2人の対戦は、先月31日に行われたハワイ会見や、21日に突じょ実施された野外ステージでのゲリラ会見などを通じ、大会前から国内外問わず多くの注目が集まっていた。

 大会当日はツイッター上で「#メイウェザー」が日本トレンドだけでなく世界トレンドでも1位にランクイン。「#超RIZIN」も日本トレンド1位と世界トレンド3位を獲得し、計17個の大会関連キーワードがトレンド入りするなど話題を席巻、世界規模で大きな反響を呼んでいた。

 第2部の「RIZIN.38」では、約1年9か月ぶりにRIZINのリングに“史上最強のMade In JAPAN”こと堀口恭司がメインイベントとして出場。下剋上をはかる金太郎との激闘に多くの注目が集まった。

 大会終了後、50戦無敗の“怪物”メイウェザーに宣言通りパンチを当て、本気にさせた未来は「普通の人じゃできない体験をしたし、MMAの選手として成長した」と試合を振り返ると、「(自分自身が)MMAの選手なんで、(今後は)MMAの試合をしたい」と主戦場である総合格闘技での再起を誓った。

 試合を観戦した視聴者からは「メイウェザーを相手に立ち向かう姿に勇気をもらった、ありがとう」「挑戦する姿が最高にカッコよかった」「今年一番興奮した」と歓声を送る声が多く寄せらた。一方のメイウェザー選手は「本当にエキサイティングな試合ができた」「アイツ(未来)を誇りに思うよ。なぜならオレが観客を盛り上げることに貢献してくれたからね」と未来への敬意を表し、「最後に日本のみんなにありがとうと言いたい、また帰ってくるよ」と語った。

 北野氏は「『ABEMA』にて『超RIZIN』と『RIZIN.38』をご視聴いただき、ありがとうございました。2部構成のイベント、ハーフタイムショーや大会前から記録的な盛り上がりを見せたフロイド・メイウェザー選手と朝倉未来選手のエキシビションをはじめ、超豪華な『全11試合+α』をオンエアさせていただいたことに改めて感謝しています」と感謝を述べた。

 また「今大会を通じて、ABEMA PPVが単なる“有料課金の生中継”ではなく、“世間的に大きな話題になるコンテンツ”としてのイメージが確立されてきたと考えています。『ABEMA』では、今後もキックボクシング、総合格闘技、ボクシング、プロレスを含むすべての格闘コンテンツの中から選りすぐりの企画を発表してまいります。格闘技の魅力を多くのみなさまにお届けできるよう、引き続き尽力してまいります」とコメントした。

「超RIZIN」および「RIZIN.38」は、「ABEMA」にて30日午後11時59分まで視聴可能。なお、10月23日にマリンメッセ福岡にて開催する「RIZIN.39」ほか、年内に開催するRIZINの大会を全試合生中継する予定になっている。

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