アイドルグループ「モーニング娘。’22」が14日、結成25周年を記念したファンクラブイベント「～娘。×FAN×Fun！×大感謝祭！～」を神奈川県・横浜市の神奈川県民ホールで開催し、25周年記念オーディションの開催を発表した。リーダーの譜久村聖は「どんどん進化していきたいという気持ちを込めて開催します」とオーディション開催に込めた思いを明かした。

　同グループは、1997年にテレビ東京系「ASAYAN」でのオーディション企画「シャ乱Q女性ロックヴォーカリストオーディション」に落選した5人で結成。それ以来、メンバーの加入と卒業を繰り返し、現在は13人体制で活動している。

　今年6月に16期生・櫻井梨央が加入し、新体制になったばかり。譜久村は「新メンバーが加入してすぐなんですけど、どんどん進化していきたいという気持ちを込めて開催します。モーニング娘。が好きな子、ハロー！　プロジェクトが好きな子はもちろん、一緒に青春を味わいたい子だったり、『私がモーニング娘。を変えたい！』という人もぜひ参加して」と呼びかけた。

　12年9月に11期生として加入した小田さくらは、この日が加入10周年。オーディションを受けたきっかけについて「自分を変えたかった」と振り返り、「小学校まで孤立していて友だちが少なかった。中学校デビューした勢いで『もっと変わりたい』と思ってスマイレージ（現：アンジュルム）のオーディションを受けた」と告白。「どんなきっかけでもいいので書類を送ってほしい」と話した。

　イベントでは、プロデューサーのつんく♂氏からメッセージが流れるサプライズ演出も。

「結成25周年のイベントがこうやってファンの皆さんと一緒に行えてるってこと、すてきです！　25年前にタイムスリップできたら、当時の初期メンバーに『少なくとも25周年は続くからな～。全部残るからな～』って教えてあげたい。いや、当時の俺も『まじで！』って驚いてると思うけどね」とつんく流の祝福を送られたメンバーたちは、驚きながらも「めちゃくちゃうれしい」と大喜び。取材会では譜久村が「今のモーニング娘。に合う楽曲を作ってくださっているそうなので、私たちも頑張っていきたい」と話していた。

「モーニング娘。25周年記念オーディション」は14日から10月24日までが応募期間。応募資格は22年9月時点で小学5年生から高校2年生までの日本在住の女性で、芸能プロダクションの芸能活動を行う団体に所属及び契約をしていないことが条件。