【テッパチ!】自衛官になった宙に試練続々! 初現場でのトラブルに視聴者も「これは辛い…」
劇団EXILEのメンバーで俳優の町田啓太が主演を務めるフジテレビ系水曜ドラマ「テッパチ!」(午後10時)の第7話が17日に放送された。
ムチャブリしてくる先輩隊員たち、でも実は……
劇団EXILEのメンバーで俳優の町田啓太が主演を務めるフジテレビ系水曜ドラマ「テッパチ!」(午後10時)の第7話が17日に放送された。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
同作は、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた物語。町田演じる主人公・国生宙(こくしょう・ひろし)が陸上自衛隊の候補生となり、大切な仲間と出会い成長していく。正規ではない軽いヘルメット・通称「うそっパチ」から、自衛官の身を守る正規の鉄帽「テッパチ」をかぶるにふさわしい「一人前の自衛官」を目指す。17日から第2部がスタート。宙は無事に修了式を終え、晴れて「テッパチ」をかぶれることとなった。
自衛官として南関東駐屯地の部隊に配属となった宙。候補生時代に第一班でバディでもあった馬場良成(佐野勇斗)も、同じ部隊に配属された。教官だった桜間冬美2尉(白石麻衣)は1尉に昇任し、宙たちの上司となった。
宙と馬場は、班長で1曹の大木隆之(久保田悠来)、バツイチで大木の次に古株の金子慎也(桐山漣)、「駐屯地イチの爽やかイケメン」という風間速人(工藤阿須加)、班内で一番年下だが優秀な野村晴樹(結木滉星)ら先輩隊員たちから“手荒い歓迎”を受ける。
そんな中、大雨による災害派遣要請を受けた大木班一同は、現場へ出動する。初現場に緊張する宙と馬場。馬場は迷子になった女の子の対応に追われる。住民の避難誘導を行う宙は、夫の位牌を取りに帰ろうとする老婆を制止した。自分が取りに行くと伝えると、それを聞いていた他の住民から次々と忘れ物を告げられる。宙はその場にいた住民の忘れ物を取りに行き、持ち場を離れてしまう。
荷物を持って帰ってくると、予定より早く次のトラックが到着しており、宙は慌てて担当トラックに駆け寄った。住民を降ろすための作業をしている宙に、忘れ物を頼んだ住民たちが話しかけてくる。先に忘れ物を渡す判断をした宙は、トラックから離れてしまう。その時、弟にトイレをせがまれた青年がトラックを降りようとして落下。右足を骨折してしまった。
突然のことに戸惑う宙。馬場も呆然として動くことができない。そんな中、先輩隊員たちはテキパキと対処し、負傷した青年を担架に乗せて運んでいく。冬美は持ち場を離れた宙を叱責した。
骨折した青年は、スケートボードの五輪候補生だった。けがのため、五輪出場は難しくなったという。宙はいてもたってもいられず入院中の青年のもとに謝罪に行くが、青年は宙に怒りをぶつけるのだった
落ち込む宙のもとを、候補生時代の教育中隊長・八女純一3等陸佐(北村一輝)が訪れる。「なんでいんすか」と驚く宙。「お前は一生俺の教え子だからな」という八女は、「訓練通りはいかないもんだろ」と話しかける。「ひとりひとりの頼みを全部聞いちゃいけねぇのか……」と葛藤する宙。八女は、「もしお前がそれ(忘れ物)を取りに行っている間に、他の場所で誰かが死んでたとしたら、どうする?」「何よりも大事なものは命だろ。俺たちはそれを守るためにいる。それが俺たちの使命だ」と優しく諭すのだった。
宙と馬場は、先輩隊員から食事に誘われる。「訓練生の頃とはずいぶん違うだろ」と話しかける大木班長。風間は「俺も初出動の時にはパニくったわ」と明かし、金子も「誰でも最初からうまくはやれねーよ」と励ます。日々のムチャブリは、「どんな事態にも適応できる能力を身につけさせる」という、大木班のやり方だった。また大盛ご飯は2人に体力をつけさせるためだった。風間は、忘れ物を受け取った住民たちや、迷子になった女の子が2人に感謝していたことを教えてくれた。先輩たちの思いを知った2人は、「よろしくお願いします」と改めて頭を下げたのだった。
初現場に落ち込む宙にSNS上では、「これは辛い……どれも見捨てたくない事だもんね」「大きい試練だ!宙君」「優しさだけじゃやっていけない仕事って大変なんよな」と同情の声が。また先輩隊員たちの気遣いには、「先輩たち、優しいじゃないか!」「よかった、いい人たちそうで」といった反応も。さらに第一部に続き宙を励ます八女に、「八女さん、さすがだよー」「八女さんの言葉、毎回素晴らしい~!」といった声も見られた。