異彩放つ「じゃがりこ」コスプレ コミケ歴12年の男性が“ネタコス”に走った理由とは
世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット100」が14日、東京ビッグサイトで開催された。記念すべき100回目のコミケは3年ぶりの夏開催とあって、会場は大盛り上がり。気合十分で個性派ぞろいのコスプレイヤーたちに直撃した。
過去にはブタメン、キャベツ太郎に変身も…
世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット100」が14日、東京ビッグサイトで開催された。記念すべき100回目のコミケは3年ぶりの夏開催とあって、会場は大盛り上がり。気合十分で個性派ぞろいのコスプレイヤーたちに直撃した。
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夏の日差しが降り注ぐコミケの屋外会場で、異彩を放っていたのが、お菓子「じゃがりこ」のキリンのキャラクターだ。左右を、魅惑的な女性コスプレイヤーに囲まれた位置。それでも、道行く人たちが気になってカメラでパシャリ。撮影対象としては負けていない。
汗びっしょりになりながら、このユニークな着ぐるみコスプレについて教えてくれたのは、ザシオさんだ。YouTube配信や漫画制作にも取り組んでいるという。
「見ていて楽しめて、みんなが知っていて、でも、なかなかみんながやっていないもの。そのポイントを探している中で、コンビニでじゃがりこを見て思い付きました」。不思議な“お菓子キャラクター”の発想について教えてくれた。
コミケ歴は12年。もともとアニメキャラにふんしていたが、途中から「ネタコスに走りました」。過去にブタメン、キャベツ太郎に変身したことがあるという。実は2019年にも「じゃがりこ」になりきり、その時は「じゃがお」(サラダ味)、今回は「りかこ」(チーズ味)がテーマだ。ぬいぐるみを作るのがもともと得意で、生地から着ぐるみを縫い上げたという。お菓子の小道具も仕込んでいる。今回のコミケでの夢があるといい、「せっかくキリンの格好をしているので、ウマ娘と一緒に写真を撮りたいのですが、現状はなかなか来ないです(笑)」。
久しぶりの開催となった夏コミケ。思いもひとしおのようで、「実は年末は抽選に落ちて来られなかったんです。2019年以来の参加です。本当に、感謝の思いでいっぱい。こうして来ることができたので、精一杯盛り上げたいと思っています。笑ってもらえるような、コミケのいい思い出になるような、記憶に残るような、そんなコスプレになれば」と語った。