竹内涼真が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「六本木クラス」（午後9時）の第5話が4日に放送された。今回は新の“意外な協力者”が登場し話題となっている。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　同作は、Netflixで大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院クラス（イテウォンクラス）」を、「日韓合同プロジェクト」としてリメイク。本家「梨泰院クラス」は、ソウルの飲食店激戦区・梨泰院を舞台に飲食業界の成功を目指す若者たちの物語。「六本木クラス」では梨泰院の舞台が六本木に移り、竹内が主人公の宮部新を、外食産業トップの「長屋ホールディングス」会長・長屋茂を香川照之が演じる。

　新の初恋相手・楠木優香（新木優子）は、「二代目みやべ」の飲み会に参加し、新がフランチャイズ展開を目指していることを知る。優香から報告を受けた茂は、優香に「二代目みやべ」を監視するよう指示した。

　一方、「二代目みやべ」のマネジャーを務める大人気インフルエンサーで天才かつソシオパス（反社会性パーソナリティ障害）の麻宮葵（平手友梨奈）は、料理対決のテレビ番組出演オファーを取りつける。しかし対戦相手はまさかの長屋ホールディングスだった。打ち合わせに現れた茂の息子・龍河（早乙女太一）は、プロデューサーの前で新に前科があることを暴露。さらに自分が優香と結婚するつもりだといい、「優香も中卒の前科者をもう相手にしたくないと言っている」と告げる。テレビ番組の出演も流れてしまった。

　落ち込む新に葵は、居酒屋での飲酒を通報したのは優香ではなかったことを教えた。真実を知った新は優香のもとへ向かう。「長屋の人間」になろうとしている優香に、「長屋を俺がぶっつぶす！俺があの会社から絶対自由にしてやる！」と伝えた。

　新はとある人物に連絡し、8億円で長屋ホールディングスの株を購入。長屋の株主になった。実は新は、8年前に父・信二（光石研）が龍河によるひき逃げで亡くなった際に出た保険金を軍資金に、資産を運用していたのだった。新が株主になって驚いた茂は、「二代目みやべ」を訪れる。得意料理の唐揚げと野菜炒め、玉子スープを完食したものの、「長屋を相手にするのは無理だ」と突き放した。

　信二の資産を運用して増やしたのは、新が高校時代に助けた桐野雄大（矢本悠馬）だった。転校してきた初日に、龍河にいじめられていた桐野。権力を恐れ同級生も担任までもが無視する中、新だけが止めに入り龍河を殴って桐野を助けた。その結果、新は退学となった。

　信二をひき逃げした龍河を暴行し刑務所に入った新のもとを、桐野が訪れた。桐野は龍河に復讐するため、資産運用の専門家になることを決意。高校3年間を耐え、経営を学ぶため大学に進学したと明かす。新は飲食業界でトップに立ち、長屋を倒す夢を伝える。「無理だ」と制す桐野は、「隣に有能なファンドマネジャーがいない限り」と付け加えた。「おれと組むか」と笑みを浮かべる新。桐野は「そのために来た」と力強く答えた。

　打倒長屋のため、タッグを組んだ2人。桐野は資産運用で信二の保険金を増やしていた。さらに新は長屋ホールディングス専務で長屋の大株主・相川京子（稲森いずみ）にアプローチし、株主総会で茂の解任議案が出た時に力になると説得する。相川は茂が「二代目みやべ」で食事をする、つまり茂にとって「二代目みやべ」が「気になる存在」になれば、提案に乗るという。そのため新は、8億円まで増やした資産で長屋の株を買ったのだった。新が株主となり驚いた茂は「二代目みやべ」で食事し、新は相川を味方につけることができた。

　打倒長屋を目指す協力者の存在が明らかになった第5話。桐野の登場にSNS上では、「同級生の子ー！！！！！」「同級生キタ！」「新が救った同級生！今も繋がりあったんだね」と驚きの声が。また「なにこの関係、胸熱じゃん！」「新と桐野の友情よすぎる」「新と桐野の関係がかっこよすぎる」といったコメントも挙がっている。