歌手で俳優の横山だいすけが25日、東京・新国立劇場で行われたミュージカル「BE MORE CHILL（ビー・モア・チル）」（7月25日より同所ほかにて上演）のプレスコールおよびび取材会に、主演の薮宏太（Hey! Say! JUMP）、共演の加藤清史郎、井上小百合、演出家のスティーヴン・ブラケットとともに出席した。

25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV（JAF Mate Onlineへ）

　2004年に出版されたアメリカ人作家ネッド・ヴィジーニによる同名小説をもとに、脚本のジョー・トラックス、音楽／歌詞のジョー・アイコニスによってミュージカル化され、2015 年にニュージャージー州で誕生した本作。薮は冴えない男子高校生のジェレミーを演じ、とある日本製のスーパーコンピューター入りの錠剤「スクイップ」を手に入れることで超クールな青年に生まれ変わり、学校の人気者になっていくも、スクイップに操られ次第に自分自身を見失っていくという難役に挑む。

　擬人化された「スクイップ」を演じる横山は、苦手だというダンスを披露しているそうで「ヒーヒーですよ。真夏の稽古場で汗だくになりながら部活みたいな感じでした」苦労を明かし、「踊りもそうだけど、セリフですごいこと言っているよね。とてもじゃないですけどここじゃ言えないです。“だいすけお兄さんがこんなこと言っちゃっていいの？”っていう酷いセリフがいっぱいあるんです。なので、だいすけお兄さんとして見にきた方はやけどしちゃうかもしれないです」と語った。

　また、記者席に座っていた出演者のブラザートムから、子どもたちが来るように呼びかけてとお願いされた横山は「この作品は、僕がやっていたような（番組を見ていた）小さな子どもたちは来ないほうがいいと思います。刺激が強すぎて楽しめないと思います」と言い、「この物語は高校生活を舞台にしているので、ぜひ学生のみなさんに。みんなが1度はぶつかった壁や悩みというものが、それぞれのキャタクターのどこかしらに共感できるところがあると思いますし、それを自分がキャストの1人として音楽やストーリーを楽しんで、見終わったあとに“自分もこんなことをやってみようかな”って自分を肯定できるような、前向きになれるような作品だと思うので、ぜひ学生のみなさん、遊びに来て一緒に楽しみましょう」と呼びかけた。