【愛車拝見】マイカーのない時期にストレスでじんましん発症 根っからの“国産車好き”の愛車とは
車業界の専門家は、実際にどんな車に乗っているのか――。ENCOUNT編集部は、こんな素朴な疑問に答えるべく、日本最大級の中古車情報メディア「カーセンサー」編集部員の愛車を“徹底調査”。玄人志向の「三菱 コルト ラリーアートバージョンR」をめでる、カーセンサー EDGEデスクの大脇一成さん(48)は、自らを「筋金入りの変わり者」と呼んでいる。
「カーセンサー EDGE」デスクを直撃 これまでの愛車で印象深いのは「シビックSIR(EG6)」
車業界の専門家は、実際にどんな車に乗っているのか――。ENCOUNT編集部は、こんな素朴な疑問に答えるべく、日本最大級の中古車情報メディア「カーセンサー」編集部員の愛車を“徹底調査”。玄人志向の「三菱 コルト ラリーアートバージョンR」をめでる、カーセンサー EDGEデスクの大脇一成さん(48)は、自らを「筋金入りの変わり者」と呼んでいる。(取材・文=吉原知也)
新車時価格「198.5万円」の同車を、2017年2月に総額103万円で入手した。「検討範囲のモデルの中では最も相場が安かった」といい、選び抜いた1台だ。具体的には、「排気量1.5リットル、4枚ドア、MT、予算100万円前後―が探していた時の条件でした。ただ、この条件で探せるモデル数は意外と少なく、前から知っていたとはいえ、必然的にコルトRが検討の土台に乗ってきたことが縁だと思っています」と説明。さらに、「併せてメーカーの不正問題が起きた直後でもあり、風評被害的に三菱車の多くが相場下落したタイミングも重なったことで、コルトRの相場が条件範囲に入ってきたこともあると思います」との事情もあるそうだ。
そもそもコルトは、自身が営業時代に営業車として乗っていた車種。「もともとハッチバックが好きで、コルトはいい車だと思っていました。このクルマはメーカーが足回りを強化してターボエンジンも積んでいるので、その点も決め手になりました」という。
カスタムについては「修理・改造に追加で40万円くらい」をかけた。当初はサーキット走行を視野に入れて手を加え始めていたが、諸事情で断念。最終的には「車高調、吸排気のみ手を付けただけの中途半端な状態となっています」。この状態でも十分気に入っているとのことだ。
そんな“走り”仕様の愛車に、初心者マークのまな娘が練習用で乗ることもある。「長女の運転練習で走っていく後ろ姿はなぜか寂しく感じました。加えて、あまりの揺れ方に減衰力を調整しなくては、とも思いました。それに、このクルマは足回りに手を加えてあるため普通のクルマよりはハンドリングが鋭く、曲げた分だけ曲がろうとします。なので、娘には、『レンタカーで借りる普通のクルマに乗る時は、このコルトの感覚でハンドルを切ると、曲がり切れなくなるかもしれないから気を付けて』と教えているんですよ」。家族思いのお父さんの顔をのぞかせた。