お笑いコンビの極楽とんぼ（加藤浩次・山本圭壱）が12日、都内で行われた、動画配信サービス「SPOOX」（スプークス）の新番組「極楽ラプソディ～54 からの挑戦～」（3月31日スタート）取材会に登場した。当日は、同番組への意気込みなどが語られた。

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　同番組の意気込みを聞かれた加藤は「山本さんが53で、僕が52になるんで、もう等身大のほうがいいだろうということで、地上波と違って万人に見てもらう感じではなく、おっさん以外は見ないでいいかなというくらいの気持ちで思ってます。過激なこともやってないんで、のんびり見れればいいかなと思ってます」と切り出し、「山本さんにもう一度輝きを取り戻してもらいたいという願望があります。『めちゃイケ』の時みたいに輝いている山本さんに戻すのがキラーポイント。前みたいに戻るということではないんですよ。53歳で戻すのは無理だと思うので、53歳なりの輝きを取り戻す」と熱弁。しかし、山本は「加藤さんは53歳と言ってますが、もう54になりました」とボソリと明かし、笑いを誘った。

　番組では山本が1人でロケを敢行。加藤は「2人でロケに行ってしまうと、山本さんが甘えてしまうところがあると思うんで。山本さんが輝きを取り戻すためには1人でロケに行った方がいいんだろうなと思った」と話すと、山本は「2人で行く場合、パワーバランスは加藤さんが上に行ってしまう。私もわかっているんで1人で行かせてほしいと根回ししました。1人でできるんだよということを見てもらいたくて。2人で行くと萎縮するから。力が発揮できない」と本音を語った。

　報道陣から「コンビ間の関係性はどうですか」という質問があがると、加藤は「僕らあまり変わらないんですよ。ずっと同じ距離感だと思う。仲悪い時期はないですね。山本さんの空白の期間は会ってなかったですしね。連絡も取ってなかったですしね。今後も変わらないんじゃないですか」と回答。山本は「加藤さんはお子さん3人おられて、僕は独身。お子さんが巣立っちゃった場合はおうちがガランとなるじゃないですか。部屋が余っちゃう。となると、私が行ってあげて、同居した方が加藤さんもその方がいいんじゃないかなと思ってます。そういう部分も考えてます」と答え、2人の関係性について具体的な将来像を見据えていた。

　同番組は、おっさんが作る、おっさんによる、おっさんバラエティ。50歳を超えた極楽とんぼがもう一度コンビとして輝くため、そして、山本が再びスターダムにのし上がるべく、さまざまな企画にチャレンジする。