“神童”那須川天心（TARGET/Cygames）が3日、都内で行われた「Cygamaes presents RISE ELDORADO 2022 ～Tenshin Nasukawa Final Match」の一夜明け会見に出席。「2時間で4キロの減量」の真相に言及した。

　天心は2日に風音（TEAM TEPPEN）と対戦し、2-0（30-29×2、29-29）の判定で辛勝。改めて「感情的になっていたなというのがありますし、体に力が入らなかったとかモヤモヤしたものもあった」と振り返る。

　またプロモーターとして8年間天心を近くで見続けていたRISE伊藤隆代表は「風音に対して苦戦はしていましたね。率直に考えて2時間に4キロの減量……。6月に向けての体重措置でしたけれど、原因の一つだと思います」と天心のコンディション不良を指摘する場面もあった。

　これを受けてだろうか。天心も体調について口を開く。「今回、めっちゃ追い込んだんですよ。追い込み期間が長くて、RISEの最後の試合なので。“精神と時の部屋”にいた感じで、ずっと疲れた状態を繰り返していた」。

　さらに「最初は体調めっちゃ落ちていた。55キロまで楽に落ちるなという気がしたんですが、それで追い込んだら体重が逆に増えてしまった。こんなの人生で1度もない。そういうストレスもあって、1週間前になっても落ちないし、3日ぐらいいっさい飯も取らなくてフラフラでした」と告白。

　リカバリーをしたつもりではあったものの、いざ試合になってみると力が入らず焦ったとも明かした。