モデルで女優の長谷川愛が21日、都内で行われたU-NEXT配信ドラマ「Loved One～愛してるの言葉で泣くのはいつも君だった～」（4月下旬配信予定）先行上映舞台あいさつに登場した。当日は同作に出演した井澤勇貴も登壇し、撮影秘話などを語った。

　MCから撮影時に苦労したことを聞かれた長谷川は「撮影は11月末で、寒さに凍えながら全身にカイロを貼りまくっていました。井澤さんに『鼻の下にカイロを貼ると温かいですよ』と話したら『本当だあ』と返してくれました」と話すと、井澤は「本当に温かったですけど、ユニークな方だなと思いました」と返していた。

　作品にちなんで、MCから「最近、泣いたエピソードはありますか」と質問が上がると、長谷川は「たぶん、2人の共通したところがあるんですよ。花粉症ですよね？」と井澤に顔を向けた。井澤は「花粉症で泣いてます」と回答し、「僕、家に帰ると寝るまで寝室に行かないんですよ。でも、なぜか寝室でかゆくなるんですよ」と首をかしげた。長谷川が「花粉って体の中で生きているらしいですよ」と答えを導き出すと、井澤は「ウソだろ……」と絶句していた。

　また、井澤は「最近泣いた話でいうと、ワンちゃんの動画とかを見ると自然と泣けてきます」と切り出すと、長谷川は「分かります。私も親ザルが小ザルを守るみたいな動画を見て泣いています。あと、歩いていて子どもを見て泣きそうになります。この間は、おじいちゃんと孫が手をつないで歩いている背中を見て泣きそうになりました。夕日がすごいキレイだったんです。映画みたいでした」と共感を示した。

　最後に長谷川は「登場人物それぞれの決断や選択が見えてきます。自分だったらどうするかとか、今のご時世だからこそ、照らし合わせて考えられる作品になったと思います」とアピールしていた。

　同作は、長谷川の「Loved One」という楽曲から生まれた純愛ラブストーリー作品。明るく元気なカフェ店員のサキ（長谷川）は、兄の後輩の晴人（井澤）と少しずつ距離を縮めていく。しかし、サキにはどうしても言い出せない秘密があった……というストーリーとなっている。