【真犯人フラグ】明らかになる事件の全貌 次々と回収される伏線に視聴者衝撃

俳優の西島秀俊が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ「真犯人フラグ」(午後10時30分)の第19話が6日に放送された。

西島秀俊【写真:ENCOUNT編集部】
西島秀俊【写真:ENCOUNT編集部】

林の悪行も露呈「どう転んでもひたすら悪人だった」

 俳優の西島秀俊が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ「真犯人フラグ」(午後10時30分)の第19話が6日に放送された。

(以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は運送会社「亀田運輸」に勤める相良凌介(西島)の家族が、こつ然と姿を消したことから始まる考察ミステリー。新居の着工が決まった凌介の前から、ある日突然、妻の真帆(宮沢りえ)と娘の光莉(原菜乃華)、息子の篤斗(小林優仁)が行方不明になる。必死で家族を探す凌介は、あるSNSの投稿をきっかけに“悲劇の夫”から“疑惑の夫”という「真犯人フラグ」を立てられてしまう。真帆と新居担当者の林洋一(深水元基)の密会写真が拡散されたことから、世間のバッシングは一転して凌介から真帆と林へ移ったものの、林は謎の死を遂げた。

 今回はさまざまな謎が解け、事件の流れが徐々に明らかとなった。

 凌介は、真帆のママ友・菱田朋子(桜井ユキ)を説き伏せると、朋子は真実を話し始める。篤斗はサッカーチームで10番に選ばれたことがきっかけで、上級生からいじめを受けていた。10番のユニフォームが見当たらず探していたところ、朋子に声をかけられる。この場面がドライブレコーダーに映っていた。朋子と一緒にサッカー教室へ行った篤斗は、切り裂かれたユニフォームを見てショックを受け走り去ってしまう。逃げ出した篤斗に声をかけ、連れ去ったのがバタコ(香里奈)だった。

 その後、篤斗たちの失踪事件が大きく報道され、いじめの事実を言うに言えなくなってしまた朋子とコーチの山田元哉(柿澤勇人)。山田は自分のもとにあった篤斗のボールを返すため、犯人の仕業に見せかけて凌介の部屋に蹴り入れたのだった。朋子は押入れに10番のユニフォームと篤斗の傘を隠していた。さらに朋子は真帆の不倫を凌介に伝えた頃から、真犯人に脅迫されるようになる。清明(桑名愛斗)を守るため、朋子は真犯人の指示に従っていた。

 一方、凌介たちを裏切っていた光莉の恋人でベンチャー企業「プロキシマ」の社長・橘一星(佐野勇斗)も真実を明かす。ストーカーの本木陽香(生駒里奈)は、光莉の家出計画をなぜか知っており手伝いを申し出てきた。一星は、手伝えなければ光莉を殺すと脅されていた。また真犯人からも脅迫を受け、指示に従わなければ母・すみれ(須藤理彩)の命も危険だったのだ。一星は陽香の協力のもと、真犯人の指示で光莉の監禁動画の撮影や新居建築地に血をまくなどの凶行に及んでいた。さらに、監禁されていた一星を解放したのは強羅(上島竜兵)だった。

 凌介の友人で「週刊追求」の編集長・河村俊夫(田中哲司)は、凌介の同僚・二宮瑞穂(芳根京子)と真帆が3年前から知り合いだったことを突き止める。さらに凌介は、河村が連れてきた林の元婚約者・等々力茉莉奈(林田岬優)から衝撃の事実を聞かされる。

 林は茉莉奈と婚約する前、瑞穂の姉・凪沙(入山法子)と婚約していた。しかし凪沙は結婚式の3か月前に自殺。死の真相を調べた瑞穂は、「凪沙が反社会勢力とつながって美人局をしている風俗嬢で、職場と林にバレて婚約破棄された」という噂を耳にする。しかしそれは、真帆に乗り換えたかった林の策略だった。凪沙と別れるため、強羅(上島竜兵)に別れさせ屋を依頼していたのだ。

 河村は、SNSにアップされている投稿を調べていた。それは事件にまつわる小説が書かれた原稿用紙で、「第一幕」「第二幕」「最終幕」と続いている。筆跡が瑞穂のもとに似ていることに気づく凌介。河村は瑞穂に対峙するため、真帆の好きな場所でもあった大学の旧講堂に向かう。凌介と友人・日野渉(迫田孝也)も後を追う。そこにやって来た瑞穂は、「この物語、終わらせましょう」と告げたのだった。

 伏線が徐々に回収され、事件の流れが明らかになったものの、SNS上では「え、ちょっと待って、きょうもいろいろありすぎて追いつかない」「パズルのピース、埋まってはきているけど、最後の真犯人がマジで分からない」と混乱が。また非道すぎる林には「林が全部悪い」「やっぱり林はクソだった」「林はどう転んでもひたすら悪人だった」とコメントが集まっている。次回はいよいよ最終回。真犯人は一体誰なのか?

次のページへ (2/4) 【動画】犯人は誰なのか…瑞穂!? 河村!? 「至上の時」マスター日野!? 全員怪しい…最終回の次回予告
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