5月の東京公演を皮切りに全国18ヶ所で開催するワハハ本舗全体公演「王と花魁」の記者発表が26日、東京・池袋西口野外劇場で行われ、司会の久本雅美と柴田理恵、宣伝部長の泉谷しげるが登場した。

　この日、フォトセッションや囲み取材の前に、ワハハ本舗所属のタレントが「泉谷しげる リスペクトライブ」と銘打って宣伝部長を務める泉谷しげるの様々な楽曲をフィーチャーし、泉谷の世界をワハハ本舗流に表現した。久本は「今回は製作発表なんですけど、ちょっとふざけすぎましたね。舞台ではテレビで見たことのないようなことを柴田と私でやっているので、テレビと全然違うというギャップを好まれるのかいやがられるのかどちらかですね」と語った。本公演には出演せず、制作発表だけの参加となった審査員の泉谷は「イベントの当日まで何をやるか内容を知りませんでした。この世界はよくあることなんですよ。しかもタイトルしか知りませんでしたからね。どうかと思うけど、それが楽しいです。舞台には出ないけど、もし出たら暴れるからな」とコメントした。

　3年ぶりとなる公演について柴田は「うちの喰始(演出家)が一度やめるって言いだしたんです」と話すと喰始は「辞めるのは僕の責任ですけど、どうしても再開したいと言ったのはこのふたり(久本雅美・柴田理恵)ですから」と明かし、久本も「ワハハ本舗ならではのパフォーマンスがありまして、ほかのお芝居とは全然違うんですよ。なんでもいいから笑う場所って大好きなんですよ。それがワハハ本舗なので、やめないでくれという思いでお願いしました」と話した。柴田は続けて「ワハハみたいな世界はほかにないんですよ。いろんなところに出させてもらって素晴らしい作品はありますけど、ワハハみたいにどうしようもないやつから頑張っているやつまでいて、それも全部やっているのがワハハの魅力でもあるのでやりたいと思いました」としみじみ語った。

　新型コロナウイルスの影響でスポーツやイベントの中止や延期が相次いでいる。ワハハ本舗の公演にも影響があるのでは?と聞かれると柴田は「笑いで元気になってくれるのが一番ですね。笑うと免疫が上がりますからどんどん免疫をあげてほしいです」と呼びかけた。

　最後に久本は「ワハハ本舗が3年ぶりに帰ってきました。またワハハワールドが爆発しますので、ぜひ遊びに来てください。まだ観たことのない人もいると思いますけど、こういう機会はなかなかないので来てほしいです。ハマるかハマらないかはあなた次第ですどけ、私たちはなんでもする集団ですので、笑いで世の中を吹き飛ばしてもらいたいです」とアピールした。

　東京公演は5月27日(水)~31日(日)、なかのZERO大ホールにて開催される。