歌手の田原俊彦が27日、都内の講談社で還暦記念写真集「DOCUMENTARY」の発売記念記者会見を実施した。

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　同書では赤いふんどし姿で初ヌードに挑戦している田原。「裸になるのはかなりのプライベートなこと。怖くて何するか分からなくてビビっていた」と戦々恐々で、「和気あいあいと楽しかったけど、ふんどしを巻くときちょっと恥ずかしかったですね」と照れ。しかし写真を見直し、「いい体しているなぁ」と自画自賛した。

　昨年2月に還暦となった田原は「まさか自分がこんな年齢になるまで“ジ・アイドル”を継続してやっているとは想像できなかった。歌手デビューしてから42年。歌って踊って、この世界で生きていくぞって心に誓ってからいろんな時期もあったけど、こうしていまも現役バリバリでコンサートができる」と感謝。そして、「まだまだあぐらをかくわけにはいかない。まだまだ人生は長い。還暦は1つの通過点」と現役続行を宣言した。

　写真集の出版は、これまでたびたび田原をスクープしてきた「FRIDAY」からオファー。最初は「勘弁してくれ！　と思ったよ」と苦笑いを浮かべつつ、「撮られた写真は悪意があるというか、足を引っ張るようなものでもない。オファーいただいて、逆に面白いのではと思ったんです」とにやり。「結果、重厚感のあるいい作品ができたので、自分としてもやってよかったと思っている」と充実の表情だった。

　写真集では赤いふんどし姿のほか、鍛え抜かれた肉体美ショットを多数掲載。記者から体作りについて問われると「何もやっていないんですよ」とまさかの回答。「冗談かと思うかもしれませんが、好きなもの食べるし、ストイックじゃない」としながらも、最後は「田原俊彦という職業をしてきたから、こうなんだと思います」と語った。