「恋人が部屋に来たあと、急によそよそしくなった」、「二度と部屋に来てくれなくなった」。そんな経験はないだろうか。もしかしたら恋人は、あなたの部屋に“ドン引き”したのかも……。恋愛情報メディア「LoveMA」を運営するウェブスターマーケティング株式会社が、「彼氏彼女の部屋でドン引きしたこと」に関するアンケート調査を実施。男女ともに「部屋が汚い」が“ドン引き”の理由1位に上がった。

　調査は2021年12月23日～28日の期間、全国の女性361人／男性139人の合計500人対象にインターネットによる任意回答で実施。調査対象者の年代は10代が0.8％、20代が31.8％、30代が42.4％、40代が18.2％、50代が6.8％となっている。

　女性が「彼氏の部屋でドン引きしたこと」では、「部屋が汚い」がダントツ。2位以下はかなり差が開いて「水回りが汚い」「元カノのものがある」と続いた。

　具体的には「引っ越してきてから2年間、掃除していないと言われた（20代女性）」、「トイレが『何年も掃除してないの？』というくらい汚くて、入れなかった（30代女性）」、「元カノにもらったものを『思い出』と書いた箱にキレイに入れているのを見せられたとき（30代女性）」、「アダルトDVDが100本くらいあった（30代女性）」、「アニメの萌えキャラのポスターが何枚も貼ってあったこと（30代女性）」、「浮気相手の服があった（30代女性）」などの声が。その他、「お風呂に入ると余計に汚れる気がする」「私の写真をプリントした抱きまくらがあった」など強烈なエピソードも挙がった。

　男性が「彼女の部屋でドン引きしたこと」では、女性と同じくダントツで「部屋が汚い」、2位も「水回りが汚い」で、3位は「年齢不相応な部屋」が続いた。

　具体的な回答では「室内に下着が散乱して、よく見ると穴が開いていた（20代男性）」、「トイレの備品が全然なくて、異臭や汚れにひきました（30代男性）」、「30代の女性の部屋だったのですが、ぬいぐるみや人形で部屋中が埋め尽くされ、どう見ても『幼い子どもの部屋』という印象だった（40代男性）」、「クローゼットの中に、元カレとの写真やペアリングなどがコレクションのように並べられていた（30代男性）」という声が。この他、「部屋がピンクすぎた」「白で統一されていた」や「部屋干しの臭い」「香水のような臭い」など、色や臭いに引いたという男性もいた。

　また「彼氏彼女の部屋でドン引きしたこと」について、5割以上の人が「指摘・注意する」と回答。「指摘する」と答えた人からは｢『何で元カノの写真が飾ってあるの？』とストレートに聞く（20代女性）」、「『一緒に片付けよう』とか『片付いた部屋の方が集中できるし気分が上がるよ』など言って、やんわり注意します（20代男性）」、「まずは片付けを手伝ってあげて、その後『ちゃんと片付けてね』と伝えてオシャレなゴミ箱とゴミ袋をプレゼントしました（30代女性）」などの声が挙がった。

「指摘しない」理由では「指摘したら嫌われると思うから（20代女性）」、「ドン引きしたら別れるので、特に指摘や注意はしません（30代女性）」、「同棲や結婚するまでは、個々の感性で生きていけばいいと思っているから（30代男性）」などの声が挙がった一方、「指摘せずスルーしてひっそり離れる」など、ドン引きして別れを決意する人も複数いた。

「ドン引きが原因で恋人の部屋に行かなくなったことはあるか」という質問では、約4割が「ある」と回答。とくに部屋が汚くて臭く、注意しても改善されないと「不衛生だから行きたくない、泊まりたくない」と思ってしまいがちだ。「不潔すぎるから別れたい」と思う人もいるので、恋人を呼ぶ前には最低限部屋をキレイにしておきたいもの。どうしても片付けや掃除が苦手なら、恋人に事情を説明して手伝ってもらうのもいいかもしれない。