お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、日大に裏口入学したとする雑誌「週刊新潮」の記事で名誉を毀損（きそん）されたとして、発行元の新潮社を訴えていた裁判で、同社に440万円の支払いを命じた一審の判決が確定した。13日、所属事務所タイタンが発表。太田は「私としてはこれで、ノーサイド。裏口ネタは今後も続けさせていただきます」とコメントした。

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　タイタンは「判決確定の御報告」として以下のように発表した。

　当社は、株式会社新潮社（以下、「新潮社」といいます。）が、「太田光が日本大学芸術学部演劇学科に裏口入学していた。」との内容を報じた記事について、当該内容が全くの事実無根であることを理由として、新潮社に対し、名誉棄損に基づく損害賠償請求と当該記事の削除を求めておりましたが、本月7日に上告期限が経過し、一審判決の内容である、新潮社に対し440万円（別途遅延損害金）の支払を命ずる旨の判決が確定致しましたので、御報告申し上げます。

　なお、昨年12月24日に行われた控訴審判決の直後において、新潮社は「上告する。」との内容の文面を一部の報道関係者に対して配布されておりましたが、その後、経緯は不明ですが方針を転換され、上告はされませんでしたので、その点はご注意頂けますよう、宜しくお願いし申し上げます。

　また太田のコメントとして「第二審の判決通り納得してもらえたということで、ホッとしています。私としてはこれで、ノーサイドと受け止めます。裏口ネタは今後も続けさせていただきます」としている。