俳優の横浜流星が10日、都内で行われた映画「あなたの番です　劇場版」の初日舞台あいさつに登場した。観客の前に立った横浜は「コロナ禍もあって、こうして皆さんの前に立つことが久しぶり。感無量です」と客席に笑顔を振りまいた。

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　菜奈役の原田知世との共演に緊張していたという横浜だが、原田からは「お芝居が完璧でした」と太鼓判。横浜は「（原田は）テレビの方というか、ドラマで見ていた方なので緊張した」と撮影を振り返り、「すごく温かくて穏やかで、受け止めてくれるような空気を作ってくださったので、緊張なんていらなかった。楽しくてやりがいのある経験になりました」と感謝した。

　イベント中には、撮影をひと足早く終えた横浜と神谷役の浅香航大が、船の銭湯に入って2時間は出てこなかったというタレコミが。何をしていたのかと問われると、浅香は「久しぶりに会ったので、近況報告とか」と笑いながらも、「あとはお互いの筋肉を見せあって、ボディーチェックとか…」と衝撃発言。司会者から「ちょっと詳しく」と突っ込まれると、アクリルパネル越しに向かい合ってその様子を再現。“裸の付き合い”で親交をより深めたことを明かしていた。

　2019年4～9月の2クールにわたり、日本テレビ系列で放送されたドラマ「あなたの番です」（全21話／反撃編・特別編含む）。誰が黒幕かを探る“考察”がSNSやYouTubeで白熱し話題を呼び、通称「あな番」ブームを巻き起こした。劇場版では、原田と田中圭が演じる年の差新婚夫婦・手塚菜奈と翔太が、引っ越してきたあの日、住民会に出席したのが、菜奈ではなく翔太だったら？　そして“交換殺人ゲーム”が始まらなかったら？　そんな“もしもの世界”を描く。

　舞台あいさつには、横浜、原田、浅香のほかに田中、西野七瀬、奈緒、竹中直人、木村多江、生瀬勝久、佐久間紀佳監督が登壇した。