AKB48をけん引するエース・「ゆいゆい」こと小栗有以が、2022年1月18日に待望の1st写真集「君と出逢った日から」（小学館）をリリースする。10代最後に撮影された初めての写真集は、どのページを開いてもまぶしすぎるほど小栗の“今”が詰め込まれている。14年にAKB48・チーム8のメンバーとして加入してから6年。グループの活動に留まらず、朝の情報番組のリポーターや、女性ファッション誌のレギュラーモデルなどその活躍の場を広げ続けている小栗が、写真集の見どころや、AKB48を背負う自覚、そしてタイトル「君と出逢った日から」に込められた思いを語った。（取材・構成＝安藤かなみ）

――出来上がった写真集をご覧になっていかがですか。

「テーマである“素の顔”にぴったりな写真集になったと思います！　AKB48で求められるポーズや表情を決めての撮影はいつもやっているのですが、今回はテーマが“素の顔”ということだったので、リラックスしたプライベートな表情をどうしたら出せるかと最初はすごく考えていました。でも、スタッフの皆さんと仲良くなって、距離が縮まったこともあって、自分の本当の素の顔が詰まっていると自分で見ても感じます。『自分ってこういう顔するんだ』『こんなに笑っているところを撮られていたんだ』って……。動画を切り取ったような1冊になっています」

――今回は初めての水着にも挑戦するなど、さまざまなシチュエーションで撮影をされたそうですね。お気に入りのカットはありますか？

「水着選びはけっこう迷いました。10代のうちに撮影をしたので、『10代のうちにしかできないことを詰め込みたい』と思って、水玉の赤い水着を着たり、ツインテ―ルをしてみたり……。逆に、ちょっと背伸びをしてシックな大人っぽい水着を着たりもしました。あとは、朝陽のカットもすごく好きです。朝すごく早かったので、メイクもほとんどしていなくって、普段の“アイドル”としての私ではなく、家族にしか見せないような表情も載っています」

――グループの最前線で活躍されているだけに、今回が初めての写真集発売と聞いて驚きました。

「同じチームのメンバーや先輩が写真集を出していて、『いいな』『素敵だな』と自分を詰め込んだ1冊には憧れがありました。ただ、写真集と言えば水着のイメージがあって、『私にできるかな』『大丈夫かな』って不安だったんです。今回は、CanCamさんにご協力いただいて、いろんな自分の要望を聞いていただいて『こうしたい！』と思っていた写真集にできました」