北村義浩特任教授「マスク取れるまであと1年から1年半」 “普通の風邪”になるのが条件

日本医科大学の北村義浩特任教授が12日放送のTBS系「ひるおび」(月~金曜、午前10時25分)に出演し、新型コロナウイルスの感染予防対策として有効なマスク着用の残り期間について語った。

TBS【写真:ENCOUNT編集部】
TBS【写真:ENCOUNT編集部】

普通の風邪は致死率0.1%未満 第5波は0.3~0.4%

 日本医科大学の北村義浩特任教授が12日放送のTBS系「ひるおび」(月~金曜、午前10時25分)に出演し、新型コロナウイルスの感染予防対策として有効なマスク着用の残り期間について語った。

 コメンテーターの落語家・立川志らくがマスク着用について「(取れるまで)1年なのか2年なのか。先生、そこらへんはどうなんですか」と質問すると、北村氏は「冬だからといってみんながマスクをするなんてことは何年もなかった。(コロナが)普通の風邪になったらマスクは取れます。感染症の専門家の先生方は、かかった方が亡くなる率、致死率が0.1%未満になったら普通の風邪といっていいんじゃないか、というふうに言ってます」と説明。

 続けて、「第5波の解析はまだ完全には終わっていませんが、だいたい0.4%とか0.3%なんですね。だからもうちょっと我慢して、例えばお薬も出てくれば事実上(致死率が)下がってくるのでウイルスの問題というよりは、われわれが医療の場でしっかり抑え込めるようになればマスクしなくていい。私の予想ですが、あと1年から1年半ぐらいでマスクが取れるんじゃないかなと思う」と予想した。

 ただ、マスク無しの生活については「まだ当分思えないですね」とマスク着用を根気よく続けるよう視聴者に呼びかけた。

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