LINEのスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が高校生のスマホゲーム事情に関する調査を実施。半数以上の高校生が毎日スマホゲームで遊んでいることがわかった。

「LINEリサーチ」では、日本全国の高校1年生～3年生の男女を対象に、スマホゲームで遊ぶ時間の長さやゲーム選びの基準、日常のどのようなシーンでスマホゲームをするかなど、高校生のスマホゲーム事情について調査。

　全体では「毎日」ゲームをしている高校生が半数以上を占め、そのうち「毎日」の割合は男子高生が65％、女子高生では45％と、男子の割合が圧倒的に高いことがわかった。一方、スマホゲームを「まったくしない」という高校生は全体の16％で、女子高生では約2割、男子高生では約1割と、やはり女子高生のほうがスマホゲームをしない割合が高い結果となった。学年別では「毎日ゲームをしている」割合はどの学年でも半数以上だったものの、1年生と2年生に比べて、3年生はやや低い結果となった。

「どんなときにスマホゲームで遊んでいるか」という質問では、「暇なとき／何もすることがないとき」が7割超、「家でくつろいでいるときに」が7割弱という結果に。「待ち時間に」「勉強の休憩中／合間に」といったスキマ時間や、「寝る前、ベッドやふとんなどの中で」が4割台で続いた。また、「通学中／移動中に」「学校の昼休み／休み時間に」など、学校の行き帰りや休み時間にゲームをしている割合も3割前後あることがわかった。

「スマホゲームを選ぶときに重視していること」については、全体の約7割が「無料で楽しめる」と回答。続いて「飽きずに長く楽しめる」「遊びごたえがある」「キャラクターが好き」といった、ゲームの楽しさやキャラクターに関する項目が4割超で並んだ。

　男女別では、女子高生が「キャラクターが好き」「絵がきれい」など、ゲームの登場人物やグラフィックを重視したり、「操作が簡単」「ルールがわかりやすい」といったように、気軽に楽しめるゲームを選ぶ人が多かった一方、男子高生では「長い時間遊んでいられる」「友だちと一緒に遊べる」など、遊びごたえがあって長く楽しめたり、友だち同士で一緒に遊べるゲームかどうかがポイントとなった。

「いまハマっているスマホゲーム」では、1位が「LINE：ディズニー ツムツム」、2位は僅差で「プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク」で、3位以降には「パズル＆ドラゴンズ」「バンドリ！ ガールズバンドパーティ！」「モンスターストライク」が続いた。