東京五輪・柔道金メダルの阿部詩、自身の“夢”明かす「幸せな家庭を築きたい」
東京五輪女子柔道金メダリストの阿部詩が28日、都内で行われた「W society」プロジェクト記者発表会に登場した。「心身的課題」と「社会的課題」の両側面から女性活躍をデザインする同プロジェクトで、阿部詩はアンバサダーに就任した。
「W society」プロジェクトのアンバサダーに就任
東京五輪女子柔道金メダリストの阿部詩が28日、都内で行われた「W society」プロジェクト記者発表会に登場した。「心身的課題」と「社会的課題」の両側面から女性活躍をデザインする同プロジェクトで、阿部詩はアンバサダーに就任した。
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一人一人の女性がカラダに向き合いライフプランを考えていく大切さの発信に賛同した阿部詩は「柔道という競技生活を通じて自分自身の体と向き合うことの重要性を感じていましたので、アスリートという肩書だけではなく、一人の女性としてこれからの人生やライフプランを考えていきたいと思っていました」と今回の就任理由を説明した。
加えて「私は5歳から柔道を始めて、体の現状を知ることは競技の上では重要なことだと思っています。また、幸せな家庭を築きたいという夢があります。恵まれた両親、家族に支えてもらいながらオリンピックで優勝ができました。特に母の存在が大きかった。母みたいな女性になりたいと思っています」と自身の夢を明かした。
就任をきっかけに阿部は女性のホルモン検査の一種であるAMH検査を受診。同検査では、血液検査を受けることで卵巣のおおよその個数が分かるという。自身の身体の現状を知ることでライフプランの設計に役立てられることが期待されている。阿部は「カウンセリングも含めて30分くらい。時間が短くてびっくりしました」と感想を述べた。また、「これからも選手を続けていく、年齢を重ねていく上で、知ること学ぶことを続けていきたいと思っています。1人でも多くの女性の方に自身の体の現状を知るということができればいいなと思いました」と同検査をアピールした。
同プロジェクトは「すべての女性が納得して充実したライフスタイルを築ける社会」を目指して生まれた、女性の心身的課題(W=woman)×社会的課題(society)の両面から女性活躍をデザインするプロジェクト。11月4日まで、女性と社会に気づきを与えるキャンペーン「egg week」を実施する。