フジ北京五輪メインキャスターに村上信五 東京五輪に続く大役に「喜びしかございません」
フジテレビは21日、来年2月4日に北京で開催する冬季オリンピックのメインキャスターが、「関ジャニ∞」の村上信五に決まったと発表した。村上がオリンピックのメインキャスターを務めるのは、今夏の東京2020オリンピックに続く2度目となる。
来年2月4日開幕の北京五輪でフジテレビの顔に
フジテレビは21日、来年2月4日に北京で開催する冬季オリンピックのメインキャスターが、「関ジャニ∞」の村上信五に決まったと発表した。村上がオリンピックのメインキャスターを務めるのは、今夏の東京2020オリンピックに続く2度目となる。
2大会連続となる大役に村上は「アスリートの想(おも)いや戦う姿をお伝えする事が再度できるのは、もちろん、うれしくもあり責任もありますが、関わらせて頂ける事には喜びしかございません」と意気込んだ。
冬のオリンピックの思い出は、村上が16歳時の1998年長野オリンピック。岡部孝信、斎藤浩哉、原田雅彦、船木和喜が金メダルを獲得し、日本中に感動を巻き起こした、スキージャンプ・ラージヒル団体。その名シーンを「日本人として忘れられない興奮が詰まっています」と振り返った。
村上が北京オリンピックで注目している競技はスピードスケートとフィギュアスケート。気になる選手は2人いる。一人は平昌オリンピックで金・銀・銅メダルを獲得した、日本スピードスケート界のエース、高木美帆。
そしてもう一人はフィギュアスケート界の次世代エース、18歳の鍵山優真だという。またソチ、平昌、北京と男子シングルで94年ぶり3連覇の期待がかかる羽生結弦にも当然注目している。村上は「羽生選手は日本の顔ともなっている選手ですので、期待値の高さは言うまでもありませんが、金メダルの結果、大会期間中の一挙手一投足に注目が集まると思いますので、全てのコメントにも注目したいです」と話している。
村上が語る北京五輪への意気込みは以下の通り。
――東京に続いて、冬季もオリンピックキャスター就任と初めて聞いたとき、率直な気持ちは。
「アスリートの想いや戦う姿をお伝えする事が再度できるのは、もちろん、うれしくもあり責任もありますが、関わらせて頂ける事には喜びしかございません」
――東京オリンピックの取材で特に印象に残っているアスリート、シーンは。
「阿部兄妹(きょうだい)の同日金メダル。前から取材させていただいていましたので、一二三選手に関しては赤パンツの行方も含めて気になりました。初めてのオリンピックとは思えない堂々とした姿が印象的です」
――東京オリンピックの取材を経験されてきた村上さんだからこそ伝えたいことは。
「アスリートの皆さんのすごさ、細やかな部分をできる限り分かりやすく、視覚的には分からなかったりするマインドもしっかりとお伝えしたいと思います」
――冬季オリンピックで印象に残っているシーンは。
「やはり長野オリンピックのスキージャンプ・ラージヒル団体。あのジャンプは日本人として忘れられない興奮が詰まっています」
――北京オリンピックで見たい・気になっている競技があれば教えてください。
「スピードスケートとフィギュアスケート。以前取材させていただいた、スピードスケートの高木美帆選手とフィギュアスケートの鍵山優真選手はメダルへの期待、内容含めて注目です。採点競技とコンマ何秒の世界で戦うという、同じ氷上でも全く違う景色は楽しみです」