元格闘家の魔裟斗が18日までに自身のYouTubeチャンネル「魔裟斗チャンネル」を更新。K-1ウエルター級王者の野杁正明と対談する中で、自身にとって最強の敵の名前を公開。その理由についても明かしている。

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　魔裟斗自身も「怪物だねぇ」と絶賛する野杁から「対戦した中で誰が強かったのか？」と問われると、間髪入れずに挙げた名前は「アンディ・サワー」だった。

　サワーとは3度対戦。2009年の引退試合では勝利したが、1勝2敗と負け越している宿敵だ。その理由についてこう続けている。

「やっぱりね、一番やりにくいのは総合力がある選手。野杁に似ているんだよね。前に出てくる圧力が重い。野杁の相手は向き合ってるだけで疲れると思うよ。ガンガン圧力かけるから。サワーも同じタイプだから」

　オランダのレジェンド、サワーを絶賛しつつ、そのファイトスタイルは対談相手の野杁に似ているとも表現していた。

　さらに「たぶん、相手は削られていく。何でもできたから。パンチがうまいだけ、蹴りがうまいだけだと、穴があるじゃん。穴のない選手が一番強いじゃん。ブアカーオ（ポー.プラムック）は元々の階級が低かったから、やっていて体のパワーを感じた。だから総合的に見てサワーだった」と具体的に説明を加えている。

　K-1で一時代を築いた魔裟斗にとっても、サワーの総合力は特筆すべきものだったようだ。