テレビ朝日の生放送音楽番組「ミュージックステーション」でMCを務めるタモリが「同一司会者による生放送音楽番組の最長放送としてギネス世界記録に認定（2021年9月17日付）されることが決まった。タモリのコメントによって、「t.A.T.u.」がツイッタートレンド入り。当時を知るユーザーは大いに盛り上がっている。

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　1987年4月3日から司会に就任したタモリは、2021年9月17日放送時点で34年168日、計1365回の在任となり、本記録は書籍「ギネス世界記録2022」日本語版（11月17日発売）に掲載予定となっている。

　タモリは35年間の「ミュージックステーション」の中で1番印象的な出来事、記憶に残っている出来事として「それはやはり、t.A.T.u.でしょう（笑）！　あれは忘れられないですし、あれを超える出来事はないでしょうね……」などと振り返っていた。

　t.A.T.u.はロシアの女性2人組ユニット。過激なパフォーマンスでも話題を呼んでいたが、03年に来日した際にMステに出演。オープニングにこそ登場したが、肝心の出演シーンをボイコット。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが、急きょ「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」を演奏し窮地を救ったことは、もはや伝説となっている。

　タモリのコメントを受けて、「t.A.T.u.」がトレンド入り。ユーザーからは「それはやはり、t.A.T.u.でしょう」「私もt.A.T.uはすごく印象に残ってます」「トレンド入りしているから何かと思ったら」「衝撃的だったよね」「若い人たちは生で見ていないだろうし、t.A.T.u自体知らないかもしれない。当時を知る人にとっては確かに衝撃ではあった」などと盛り上がっている。