アイドルグループ「SixTONES」の松村北斗が6日、都内で行われた、劇場版「きのう何食べた？」（11月3日公開）完成報告会に登壇。主演の西島秀俊、内野聖陽をはじめ、山本耕史、磯村勇斗、中江和仁監督も駆け付けた。

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　よしながふみによる同名漫画を、2019年に西島と内野のダブル主演でドラマ化し、翌年の元日には、正月スペシャルドラマも放送。今回の劇場版では、料理上手できちょうめんな倹約家の弁護士・筧史朗ことシロさん（西島）と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二ことケンジ（内野）の今後の人生を揺るがす物語を描く。松村は、ケンジと同じ美容室で働く美容師・田渕剛を演じる。

　冒頭で松村は「本当にこのような作品に出演させていただいたこと、そして今、こうやって並ばせていただいていること、本当に夢のような気持ち。本当に現場でも皆さん優しいし、あったかいし作風どおりの現場だったので、このイベントもすごくあったかくて優しいイベントになるんじゃないかなというふうに、ファンの皆さんと一緒に僕も今、楽しみな気持ちです」とあいさつした。

　松村は、本作の劇場版から参加したこともあり、「感覚で言うと、まったく知らない小さな村に突然放り込まれた感じ。みんな団結しているところに急に引っ越さなきゃいけないみたいな」と撮影当初の心境を振り返った。

　そんな松村に助け船を出したのが内野だそうで、「引き入れてくれたのはお芝居という意味でも、その現場の空気っていう意味でも、やっぱ内野さんです。すごくお世話になりました」と感謝しきり。内野は「すごく緊張していました、彼は。真面目な性格ゆえに、すっごい練習に練習を重ねて（撮影現場に）来てくれたんですよ。それが逆にかたまりすぎちゃってて、そこをもみもみもみもみほぐしてあげて。結束も雰囲気、空気感、世界観で来てるとこにポンッと新しく飛び込んでくるから、それは皆さん普通そうなると思うんで、ちょっとね、演技のマッサージをして」と明かした。

　また、同作の主題歌でスピッツの楽曲「大好物」にちなみ、“大好物”を聞かれた松村は、「七味唐辛子と胸が焼けるほどの甘いチョコレート。辛いものがすごく好きで、白いご飯にちょっと塩をかけて大量に七味をかけて食べるのが一番好き。辛いものを食べると血糖値がサーっと下がって、ちょっとボーっとする。そこに胸が焼けるほどの甘いチョコレートを食べると血糖値が上がってきて安定する。その瞬間に高揚感というか開放感がたまらない」と熱く語った。

　すかさず、内野は「変わっているな」とツッコミ。さらに、サウナ好きの磯村は「温冷交代浴ってことですよね？」と発言したが、周りからは「え？ん？何ですか？」と疑問の声が上がり、磯村は苦笑していた。

　また、山本からは「血糖値の上昇を考えると最悪です」との指摘も。松村は「だから、僕常に顔色が悪いんですよ」と話し、笑いを誘った。