仲本工事、志村けんさんは「日本の財産だった」 貴重な人生初“アイーン”を披露

 お笑いグループ「ザ・ドリフターズ」のメンバー・志村けんさんの笑いのエッセンスを集めた初の企画展「志村けんの大爆笑展(東京)」が2日、東京・松坂屋上野店で開幕。オープニング店長としてドリフメンバーの仲本工事が駆けつけ、「初めてだよ」と照れながらもカメラマンの求めに「アイーン」ポーズで応じた。

仲本工事が“Wアイーン”を披露した【写真:ENCOUNT編集部】
仲本工事が“Wアイーン”を披露した【写真:ENCOUNT編集部】

2日から17日まで東京・松坂屋上野店で開催

 お笑いグループ「ザ・ドリフターズ」のメンバー・志村けんさんの笑いのエッセンスを集めた初の企画展「志村けんの大爆笑展(東京)」が2日、東京・松坂屋上野店で開幕。オープニング店長としてドリフメンバーの仲本工事が駆けつけ、「初めてだよ」と照れながらもカメラマンの求めに「アイーン」ポーズで応じた。

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 この日午前7時から会場を内覧したという仲本は、「回っててワクワクしてきたもん。これはいい。きっと僕以上にお客さんはワクワクしてくれると思います。多分楽しんで帰ってもらえると思います」と展示内容に太鼓判を押した。

 志村さんの“笑い史”が手に取るように分かる年表、コント映像、変なおじさんなど志村さんが生み出した代表的キャラクターの衣装やかつら、コントの小道具などの展示の一方、ドリフのコントでおなじみの「金ダライ落とし」や「鏡のダンス」を体感できる内容となっている。17日までは同所で、その後は宮城、石川と巡回する。

 中でも「バカ殿様の間」は、リアルバカ殿と記念撮影ができる貴重なスポット。

 仲本も「ここの場所が1番落ち着くかな。(内覧時に)隣に座ると、どうしても話しかけちゃう。何で先に逝っちゃったんだ、カトちゃん(加藤茶)が1番悲しんでいるぞ、って」としんみり。「日本の財産だったからねぇ」と志村さんをあらためてたたえた。

 昨年3月29日、新型コロナウイルスで志村さんが亡くなって1年半。喪失感は大きいが「(普段)思い出したりはしてない」と仲本。「ただこういうとき(=展示会)に鮮明に思い出せる。それでいいんじゃないかな。志村の思いを背負って芝居したりコントをしてたら、湿ったものになっちゃうと思う」と、一緒に笑いを作った同志ならではの距離感を示した。

 バカ殿の前で写真撮影をした際には、カメラマンのリクエストに応じ、バカ殿と同じ「アイーン」のポーズを決めてにっこり。「これ初めてだよ」といいつつ、貴重な“Wアイーン”のサービスショットを提供した。

 仲本は志村さんがデザインされたTシャツを身に着けていたが、「(これを着るのも)初めてです。新しければ何でもいいので、気持ちいいですよ」と照れながら「仲間の(顔がデザインされた)Tシャツを着るのは好きかな。これからもプライベートで着ますね」と目を細めた。

次のページへ (2/2) 【写真】「志村けんの大爆笑展」の展示品の数々
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